【メタルコア】Blessthefall 「To Those Left Behind」(2015)

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アルバムについて

アメリカはアリゾナ州フェニックス出身のメタルコア/Post-Hardcoreバンドのアルバム。

トラックリスト※赤字はお気に入りトラック

  • ①Decayer
  • ②Walk On Water
  • ③Dead Air
  • ④Up In Flames
  • ⑤Against The Waves
  • ⑥Looking Down From The Edge
  • ⑦Keep What We Love
  • ⑧Burn The Rest
  • ⑨Oathbreaker
  • ⑩To Those Left Behind
  • ⑪Departures

お気に入りの曲

  • ①Decayer
  • ②Walk On Water
  • ④Up In Flames
  • ⑤Against The Waves
  • ⑥Looking Down From The Edge
  • ⑨Oathbreaker
  • ⑩To Those Left Behind

好きなところ

美しく哀しみを多く盛り込みつつメタルコアの激しさも詰め込んでいる作風が好きですね。

好きではないところ

ないですね。

説明

本作もブレイクダウンパートが実に格好いいメタルコアサウンドを聴かせてくれます。

ブレイクダウンパートを多用するその音楽スタイルは、決して変わることなく進化を続けています。

Post-Hardcore要素も強く、今までのファンにしっかりとアピールできる内容となっていますね。

爽快感は本作でも相変わらずさすがと言えるほどに素晴らしいです。

一つ気になったのは、ボーカルの声が前作「Hollow Bodies」よりもさらに高くなったような気がします。

相変わらずブレイクダウンパートバッキバキのメタリックサウンドは健在

本作は前作「Hollow Bodies」の延長上であり、硬質なメタリックなサウンドが特徴的で、基本路線はメタルコアとPost-Hardcoreと言えるものです。

わかりやすく、そしてとっつきやすい、非常に洗練された作品だと思います。

ブレイクダウンの格好良さは今までの作品通りで、安心して楽しむことのできるアルバムだと思います。

メタリックなメタルコア部分だけではなくボーカルの甘い声質も聴きどころの一つ

グロウル型の攻撃的な咆哮だけでなく、クリーントーンの甘い歌声もBlessthefallの売りの一部です。

激しい要素とは対照的に、優しさに包まれた曲展開もあり、緩急のあるサウンドスタイルがBlessthefallの特徴です。

一般的なPost-Hardcoreの音楽スタイルではありますが、とても格好良くて好きですね。

アルバムを通して安定感があるので、聴いていて楽しくなってしまうんですよね。

もうベテランの域に達している実績のあるバンド

さすがリリースした作品が今回で5枚目だけあって、安定感を感じさせるサウンドを作り出してくれますね。

激しいパートには特に磨きがかかったような印象を受けます。なので、これまでのBlessthefallのファンは安心して楽しめる内容になっています。

お勧めの曲について

私のお勧めの曲は以下の通りです。
#1「Decayer」
#2「Walk On Water」
#4「Up In Flames」
#5「Against The Waves」
#6「Looking Down From The Edge」
#9「Oathbreaker」
#10「To Those Left Behind」

◆#1「Decayer」

メロディアスなギターによる出だしの美しさと、メタルコアの攻撃的な激しいサウンドが相伴って攻め立てるサウンドはさすがBlessthefallだなといったところですね。

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こういうサウンドづくりをするのが上手いなと感心させられます。さすがの一言です。

ブレイクダウンパートで畳みかける攻撃的サウンドも実に格好いいです。

クリーンパートのボーカルも曲の雰囲気にマッチしており、攻撃的な側面と哀愁漂う哀しみのムードがうまく調和されていて、悲しさからくる胸の狂おしい感情を呼び覚ましてくれます。

この感覚はBlessthefallだからこそ成せるものだと思います。

◆#2「Walk On Water」

テンションが高く、アップテンポで突き進む曲展開は実に格好いいですね。

少々変わったリズムで曲が進んでいきますが、ここでもガツンと落としてかましてくるブレイクダウンパートが実に格好いいですね。

クリーントーンのボーカルパートも甘い歌声に惚れ惚れします。

また、緩急をつけたサウンドづくりはさすがだなと思います。

激しさの部分で強く感じさせるメタルコア要素が実に格好良いですね。

◆#4「Up In Flames」

曲は静かな雰囲気で始まりますが、0:16辺りでその静けさをかき消すようにブルータルに攻め立ててきます。

そしてブルータルなブレイクダウンパートが続き、クリーントンのボーカルが歌い上げ、その後コーラス部分に突入します。

曲の展開は次々に変化していきます。個人的にはコーラスの落ち着いた雰囲気が好きですね。

◆#5「Against The Waves」

メタリックな硬質なサウンドが非常にかっこいいヘビーなナンバーです。アップテンポで突っ走っていく曲の展開には本当に興奮しますね。

ヘビーなメタルコアサウンドもとても格好良いです。

突っ走っていく様子もブレイクダウンパートでしっかりと落とし込んでくる様子も素晴らしいです。

ライブでは盛り上がりそうな曲ですね。

◆#6「Looking Down From The Edge」

アップテンポで展開されるこの曲は、他の曲よりもかなりアレンジされたメロディの質が独特ですね。

甘い声のボーカルも味わい深く、他の曲で聴かれる声よりもさらに甘いです。

そしてその声に呼応するように咆哮するボーカルの存在も格好良いですね。

エレクトロの装飾で彩られたサウンドも、どこかサイバーな印象がして好きです。

◆#9「Oathbreaker」

これまたヘビーなナンバーですね。メタリックで硬質なサウンドが実に興奮させられます。

そして疾走するダイナミックな演奏があります。それに対して静けさを纏いながら悲しげな雰囲気を作り出し、聴き手の心を魅了します。

激しさと美しさ、そして悲しさをうまく使い分けるそのサウンドづくりは素晴らしいですね。本当に美しいです。

◆#10「To Those Left Behind」

切ないムードで始まるこのナンバーは、疾走感溢れるサウンドへと曲を展開させ、聴き手の興奮を掻き立ててくれます。

時に静けさも作り出しながらも甘く切なく歌い上げるボーカルの魔力によってどんどん心奪われていきます。

そうした魅力ある曲に深くはまっていきます。聴きごたえのある曲ですね。

本作のマイナスかなーって思うところは?

ないですね。見当たりません。

色々語ったけど・・・ぶっちゃけ本作ってどうなの?

あくまでメタルコアの要素を減退させることなく、「Hollow Bodies」の延長上の作品ではありますが、より洗練された印象を受けます。

少し切ないムードが多く取り入れられていると感じましたが、激しさを減らすことなくメタリックな硬質サウンドがしっかりと盛り込まれており、Post-Hardcoreの要素も強く感じられます。

切なさや悲しさが詰め込まれた、非常に良質なアルバムだと思います。前作が楽めた人は、本作も同じく楽しめると思います。おすすめのアルバムですね。

映像

Call To Destruction

評価

評価:★★★★★★★★☆☆ (8.0)

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