イヤホンは何ごみ?有線・ワイヤレス別の捨て方と自治体ルールを解説

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「使わなくなったイヤホンを捨てたいけれど、何ごみに分別すればいいのか分からない」と悩んでいませんか?

イヤホンの捨て方は、「有線」か「ワイヤレス」かによって大きく異なります。特にワイヤレスイヤホンは内部に充電式の電池を内蔵しているため、一般のごみに混ぜて捨てると発火事故につながる恐れがあり、大変危険です。また、家庭ごみの分別区分は全国一律ではなく、自治体によって扱いが異なります。

この記事では、イヤホンが何ごみになるのか基本的な考え方を種類別にお伝えするとともに、自治体ルールの確認方法や安全な処分の手順を詳しく解説します。最後まで読めば、お持ちのイヤホンをどう処分すべきか正しく判断できるようになります。

目次

1. イヤホンは何ごみ?まず結論を確認

イヤホンを捨てるときに、まず確認したいのが「お手元のイヤホンがどのタイプか」です。

イヤホンには、ケーブルでスマートフォンや音楽プレイヤーにつなぐ有線タイプと、Bluetoothで接続するワイヤレスタイプがあります。

見た目は似ていても、中に使われている部品や素材はそれぞれ違います。そのため、処分するときの注意点も同じではありません。

まずは、お手元のイヤホンが「有線」なのか「ワイヤレス」なのかを確認してみましょう。

1-1. 有線とワイヤレスでは捨て方の注意点が違う

イヤホンを捨てるときに、特にチェックしておきたいのが「有線イヤホンか、ワイヤレスイヤホンか」という点です。

ケーブルが本体につながっている有線イヤホンは、主にプラスチックや内部の金属線(銅など)で作られています。

基本的に充電式の電池を使用していないため、ワイヤレスイヤホンのような電池による発火リスクはありません。ただし、ごみの分別方法は自治体によって異なります。不燃ごみや可燃ごみ、小型家電など、地域ごとに指定された方法で処分しましょう。

一方、Bluetoothで接続するワイヤレスイヤホンには、イヤホン本体や充電ケースの中に、リチウムイオン電池などの充電式電池が内蔵されています。

この電池は、強い衝撃や圧力が加わるとショートし、発火するおそれがあります。そのため、一般ごみにそのまま混ぜて捨てないよう注意が必要です。

ごみ収集車や処理施設での火災を防ぐためにも、ワイヤレスイヤホンは「電池内蔵製品」や「小型家電」など、自治体が指定している方法で処分しましょう。

1-2. イヤホンの種類と処分の基本的な考え方(早見表)

「自分のイヤホンはどう捨てればいいの?」と迷ったときは、まずこちらの表を確認してみてください。

イヤホンの種類や部品ごとに、処分するときの基本的な考え方と注意点をまとめました。

イヤホンの種類・部品処分の基本的な考え方注意点
有線イヤホン自治体の分別区分または小型家電回収を確認不燃ごみ・可燃ごみなど、地域によって区分が異なる
ワイヤレスイヤホン電池内蔵製品として自治体指定の回収方法を確認一般ごみに混ぜると発火するおそれがあるため注意
充電ケース電池内蔵の可能性を確認し、指定された方法で処分イヤホン本体だけでなく、ケースにも充電池が含まれている場合がある
ケーブル類自治体の分別または小型家電回収を確認付属品も自治体によってごみ区分が異なる
イヤーピース素材(シリコンなど)と自治体のルールを確認イヤホン本体とは別に、可燃ごみなどになる場合がある

1-3. 最後は住んでいる自治体のルールを確認する

ここまでご紹介した内容は、イヤホンを処分するときの基本的な考え方です。

実は、「イヤホンは必ず不燃ごみ」といった全国共通の分別ルールがあるわけではありません。

ごみ処理施設の設備やリサイクルの方針、安全確保の基準などは、自治体によって異なります。そのため、ある地域では可燃ごみとして扱われる有線イヤホンが、別の地域では不燃ごみに分類されることもあります。

「ネットで不燃ごみと書いてあったから大丈夫」と判断するのではなく、最後にお住まいの自治体のルールを確認しておくと安心です。

自治体の公式ホームページやごみ分別パンフレットで「イヤホン」「小型家電」などと検索し、その地域で指定されている方法に沿って処分しましょう。

2. 有線イヤホンは何ごみ?捨て方を解説

スマートフォンやパソコンにケーブルを直接つないで使う有線イヤホンは、基本的に家庭ごみとして処分できます。

ただし、「燃えるごみ」「燃えないごみ」など、どの区分で捨てるのかは自治体によって異なります。

また、地域によっては小型家電として回収してもらえることもあります。

ここでは、有線イヤホンを捨てるときの分別方法や、小型家電としてリサイクルする方法についてわかりやすくご紹介します。

2-1. 可燃・不燃などの区分は自治体によって異なる

有線イヤホンには、さまざまな素材が使われています。

ケーブルの外側にはプラスチックやゴムが使われており、その内部には音声信号を伝えるための細い金属の導線(銅線など)が入っています。さらに、耳に入れるスピーカー部分には小さな磁石なども含まれています。

このように複数の素材からできているため、有線イヤホンをごみとして出す場合の区分は自治体によってさまざまです。

たとえば、金属が含まれていることから、「不燃ごみ(燃えないごみ)」や「金属ごみ」「小さな金属類」などとして回収している自治体があります。

一方で、地域によっては「可燃ごみ(燃えるごみ)」として回収している場合もあります。

そのため、「有線イヤホンだからこの捨て方」と一律に決まっているわけではありません。

捨てる前に、お住まいの自治体のごみ分別ルールを確認しておくと安心です。

2-2. 小型家電として回収できる場合もある

有線イヤホンは、家庭ごみとして捨てるだけでなく、「小型家電リサイクル法」に基づく回収を利用できる場合もあります。

小型家電リサイクル法(使用済小型電子機器等の再資源化の促進に関する法律)は、小型の電子機器に含まれている金属などを回収し、再利用につなげるための法律です。

デジタルカメラやゲーム機、イヤホンなどには、金・銀・銅・レアメタルといった資源が含まれています。

こうした使用済み製品の中にある資源は「都市鉱山」とも呼ばれており、回収して再利用することで資源の有効活用につながります。

自治体によっては、市役所や区役所、図書館、地域のスーパーマーケットなどに「小型家電回収ボックス」が設置されています。

有線イヤホンは電池を使用していないため、そのまま回収ボックスへ入れられる場合もあります。

ごみの収集日を待たずに処分できるうえ、資源のリサイクルにもつながるのがうれしいポイントです。

ただし、回収できる品目や回収ボックスの設置場所は自治体によって異なります。利用する前に、自治体のホームページなどで確認してみてください。

2-3. コードが断線していても基本的な確認方法は同じ

「片方から音が聞こえなくなった」「ケーブルの根元が傷んできた」など、故障をきっかけに有線イヤホンの処分を考える方もいるでしょう。

ケーブルが断線していたり、スピーカー部分のプラスチックが割れていたりしても、基本的な分別方法は変わりません。

壊れているからといって特別なごみになるわけではないため、通常の有線イヤホンと同じように、自治体のルールに沿って「可燃ごみ」「不燃ごみ」または「小型家電」などとして処分します。

ただし、ケーブルがとても長く、絡まりやすいヘッドホンなどの場合は、自治体によって一定の長さに切ってから捨てるよう案内されていることもあります。

一般的な有線イヤホンであれば、そのまま指定のごみ袋に入れられる場合が多いですが、地域によってルールは異なります。

迷ったときは、お住まいの自治体の分別方法を確認してから処分すると安心です。

3. ワイヤレスイヤホンは何ごみ?電池入りなので注意

最近では、Bluetoothで接続するワイヤレスイヤホンを使っている方も多いですよね。

ただし、ワイヤレスイヤホンは有線イヤホンと同じ感覚で捨てないよう注意が必要です。見た目は小さなイヤホンですが、内部には充電池が入っている製品が多く、捨て方を間違えると火災につながるおそれがあります。

ここでは、ワイヤレスイヤホンを処分するときに注意したいポイントを、わかりやすく紹介します。

3-1. ワイヤレスイヤホンには充電池が使われている製品がある

ワイヤレスイヤホンは、スマートフォンなどと無線で通信しながら音を再生します。そのため、イヤホン本体を動かすための充電式バッテリーが内蔵されています。

現在販売されているワイヤレスイヤホンの多くに使われているのが、「リチウムイオン電池」などの充電池です。

リチウムイオン電池は、スマートフォンやモバイルバッテリー、ノートパソコンなどにも使われている身近な電池です。一方で、強い衝撃が加わったり傷ついたりすると、発熱や発火につながるおそれがあります。

イヤホンはとても小さいので、「そのまま捨てても大丈夫そう」と感じるかもしれません。

ですが、外からは見えなくても、中には電池が入っています。処分するときは、普通のイヤホンとは少し違うということを覚えておきましょう。

3-2. 普通のごみに安易に混ぜてはいけない理由

ワイヤレスイヤホンを、可燃ごみや不燃ごみ、プラスチックごみなどにそのまま混ぜて捨てるのは注意が必要です。

その大きな理由が、火災につながるおそれがあるためです。

一般のごみとして出されたものは、ごみ収集車の中でほかのごみと一緒に押しつぶされることがあります。

そのとき、ワイヤレスイヤホンに内蔵されたリチウムイオン電池に強い衝撃や圧力が加わると、電池が傷ついてショートし、急激に発熱することがあります。その結果、発火につながる可能性があるのです。

小さなイヤホンひとつなら問題なさそうに見えるかもしれませんが、こうした電池が原因となる火災は、ごみ収集車や清掃工場にも大きな被害を与えるおそれがあります。

作業する方の安全にも関わるため、ワイヤレスイヤホンを処分するときは、一般ごみに安易に混ぜず、自治体が案内している方法を確認しましょう。

3-3. 電池を自分で無理に取り外さない

「電池が入っているなら、自分で取り外して別々に捨てればいいのでは?」と思う方もいるかもしれません。

ですが、イヤホンに内蔵されている電池を無理に取り外すのは避けましょう。

ワイヤレスイヤホンの中には、防水性やデザイン性を高めるために、ネジを使わず強力な接着剤で固定されている製品もあります。

そのため、マイナスドライバーやカッターナイフなどを使って無理にこじ開けると、誤って内部の電池を傷つけてしまう可能性があります。

リチウムイオン電池は、穴が開いたり強く傷ついたりすると、発火や破裂につながるおそれがあります。

「少し分解するだけなら大丈夫」と思わず、電池を簡単に取り外せないイヤホンは、そのままの状態で処分するのが安心です。

自治体が指定している電池内蔵製品の回収方法などを確認し、案内に沿って手放しましょう。

3-4. 片耳だけでも処分方法を確認する

完全ワイヤレスイヤホンを使っていると、「片方だけ落としてしまった」ということもありますよね。

そんなとき、残った片耳だけを処分したくなることもあるでしょう。

ただ、片耳だけであっても扱い方は同じです。

小さなイヤホンの中には、通信用の部品だけでなく、リチウムイオン電池も内蔵されています。

そのため、「これくらい小さいなら燃えるごみに入れても大丈夫かな」と判断してしまうのはおすすめできません。

片耳だけでも、電池が入っていれば発火するリスクはあります。

処分するときは、両耳がそろっている場合と同じように、自治体が案内している回収方法を確認しましょう。指定された回収窓口や小型家電回収ボックスなど、利用できる方法に沿って安全に手放してください。

4. 充電ケース・ケーブル・イヤーピースは何ごみ?

イヤホンを処分するとき、「充電ケースやケーブルも一緒に捨てていいの?」と迷うこともありますよね。

実は、イヤホンの付属品はそれぞれ素材や構造が異なるため、処分方法も同じとは限りません。

ここでは、充電ケースやUSBケーブル、ACアダプター、イヤーピースなど、イヤホンと一緒に使うアイテムの処分方法をわかりやすくご紹介します。

4-1. ワイヤレスイヤホンの充電ケース

完全ワイヤレスイヤホン(TWS)の充電ケースは、イヤホン本体と同じように処分方法に注意したいアイテムです。

充電ケースは、ただイヤホンを収納するための箱ではありません。外出先でもイヤホンを何度か充電できるように、ケースの中にもリチウムイオン電池が入っています。

イメージとしては、充電ケース自体が「小型のモバイルバッテリー」のようなものです。

そのため、一般的な家庭ごみにそのまま混ぜるのではなく、自治体が案内している「電池内蔵製品の回収窓口」や、家電量販店などの回収サービスを利用するのが安心です。

リチウムイオン電池は、処分方法を誤ると発火事故につながることもあります。イヤホン本体とあわせて、お住まいの地域で案内されている回収方法を確認しておきましょう。

4-2. USB充電ケーブル

ワイヤレスイヤホンの充電に使うUSBケーブル(Type-CやMicro USBケーブルなど)には、基本的に電池は入っていません。

内部には金属の導線があり、そのまわりをプラスチックやゴムなどで覆ったつくりになっています。

そのため、地域によっては「不燃ごみ」などの家庭ごみとして処分できます。

また、市役所や公共施設などに設置されている「小型家電回収ボックス」で、ケーブル類を回収している自治体もあります。

「ケーブルだけなら普通に捨てても大丈夫かな?」と思いやすいところですが、分別方法は地域によって異なります。捨てる前に、お住まいの自治体のルールを確認してみてください。

4-3. ACアダプター

USBケーブルをコンセントにつなぐためのACアダプター(電源プラグ・充電器)も、基本的には電池を内蔵していません。

内部にはコイルや基板などの電子部品が使われており、外側は硬いプラスチックで覆われています。

処分方法はUSBケーブルと似ており、地域によっては「不燃ごみ」として処分できます。また、「小型家電リサイクル」の対象として、回収ボックスを利用できる場合もあります。

ただし、大きめのACアダプターは回収ボックスの投入口に入らないこともあります。

回収ボックスを利用する場合は、対象品目だけでなく、投入口のサイズもあわせて確認しておくと安心です。

4-4. シリコンなどのイヤーピース

イヤホンの先端についている、耳にフィットさせるための「イヤーピース(イヤーチップ)」は、イヤホン本体とは異なる素材で作られています。

一般的なイヤーピースには、シリコンゴムやウレタンフォームなどが使われています。

こうした素材は金属を含まないものが多いため、地域によっては「可燃ごみ(燃えるごみ)」として扱われます。

たとえば、イヤホン本体が「不燃ごみ」に指定されている地域では、イヤーピースだけを取り外して「可燃ごみ」、本体を「不燃ごみ」として分ける場合もあります。

とても小さな部品なので、そのまま一緒に捨ててしまいそうになりますが、少しだけ手間をかけて分別しておくと安心です。

処分方法は自治体によって異なるため、最後にお住まいの地域の分別ルールを確認してから捨てるようにしましょう。

5. イヤホンのごみ区分が自治体によって違う理由と調べ方

ここまで見てきたように、イヤホンの捨て方は全国で統一されているわけではありません。

「同じイヤホンなのに、どうして住んでいる地域によって捨て方が違うの?」と疑問に感じる方もいるかもしれませんね。

ここでは、自治体によってルールが異なる理由と、自分の住んでいる地域ではどのように捨てればよいのか、正しいルールの調べ方をわかりやすくご紹介します。

5-1. なぜ全国統一のごみルールにならないのか

日本国内でごみの分別ルールが市町村ごとに違うのは、主に「ごみを処理する施設の設備」と「自治体ごとのリサイクル方針」に違いがあるためです。

たとえば、高性能な焼却炉を導入している自治体では、プラスチックや少量の金属を含む製品でも処理できるため、「可燃ごみ」として出せるものが比較的多い場合があります。

一方、使用している設備によっては、金属を含む製品を焼却すると炉に負担がかかることもあります。そのため、「不燃ごみ」として分けるルールを設けている地域もあるのです。

また、小型家電のリサイクルに対する取り組み方も、自治体によってさまざまです。

町中のいろいろな場所に回収ボックスを設置し、積極的に資源として回収している自治体もあれば、回収できる場所が限られていて、不燃ごみとしての処理を基本としている自治体もあります。

こうした地域ごとの事情があるため、イヤホンひとつをとっても、捨て方に違いが生まれているのですね。

5-2. 「イヤホン」という名称だけでは判断できない場合がある

自分の住んでいる自治体のルールを調べようとして、公式サイトやごみ分別のパンフレットで「イヤホン」と検索しても、見つからないことがあります。

そんなときも、すぐに「載っていないから分からない」とあきらめなくて大丈夫です。

自治体が、世の中にあるすべての製品名を一つひとつ掲載するのは難しいため、イヤホンが別のカテゴリーにまとめられていることがあります。

たとえば有線イヤホンであれば、「小型電子機器」「AV機器」「その他のプラスチック類(金属を含む)」などの項目に含まれている場合があります。

一方、ワイヤレスイヤホンは少し注意が必要です。

ワイヤレスイヤホンには充電式の電池が内蔵されているものが多いため、「イヤホン」ではなく、「リチウムイオン電池内蔵製品」「小型充電式電池」「モバイルバッテリー類」などのカテゴリーで捨て方が案内されていることがあります。

そのため、「イヤホン」という名前だけで探すのではなく、電池が入っているかどうかにも注目して調べてみましょう。

5-3. 自治体公式サイトでの上手な調べ方

自治体の公式情報をインターネットで調べるときは、単に「イヤホン 捨て方」と検索するよりも、住んでいる市区町村名を一緒に入れるのがおすすめです。

たとえば、

「〇〇市 イヤホン ゴミ 分別」

「〇〇区 リチウムイオン電池 捨て方」

といったキーワードで検索すると、該当する自治体の公式ページを見つけやすくなります。

また、自治体によっては、スマートフォン向けの「ごみ分別アプリ(さんあ〜る等)」を提供していたり、LINEの公式アカウントでチャットボットを利用できたりする場合もあります。

こうしたサービスで「ワイヤレスイヤホン」と入力すると、「小型家電回収ボックスへ」など、捨て方をすぐに確認できることもあるので便利です。

それでも分からない場合は、自治体の「ごみ減量推進課」や「清掃事務所」などの窓口へ直接問い合わせてみましょう。

少し手間はかかりますが、迷ったままごみに出してしまうよりも、自治体に確認してから処分するほうが安心です。

5-4. 自治体による分別区分の具体例

では、自治体によってどのくらいルールに違いがあるのでしょうか。

イメージしやすいように、参考としていくつかの都市の例をご紹介します。

(※下記は記事執筆時点の情報です。ルールが変更される場合もあるため、実際に処分するときは、必ず各自治体の最新情報をご確認ください。)

・東京都 世田谷区の場合

有線イヤホンは、基本的に「不燃ごみ」として扱われます。

一方、充電式電池を内蔵したワイヤレスイヤホンは、発火する危険があるため、不燃ごみとして出すことはできません。

区の施設に設置されている「使用済小型家電回収ボックス」を利用するか、清掃施設などの窓口へ直接持ち込む方法が案内されています。

・大阪府 大阪市の場合

イヤホンやヘッドホンは、基本的に「小型家電回収ボックス」での回収が推奨されています。

回収ボックスを利用できない場合、有線イヤホンであれば「普通ごみ(可燃)」として出せる場合もあります。

ただし、充電池を取り外せないワイヤレスイヤホンなどは、発火事故を防ぐため、決められた方法で処分する必要があります。

・愛知県 名古屋市の場合

名古屋市でも、イヤホンは「小型家電回収ボックス」での回収が推進されています。

回収ボックスを利用できない場合、有線イヤホンは「不燃ごみ」として扱われます。

一方、充電式電池を内蔵したワイヤレスイヤホンは、ごみ収集時の火災につながるおそれがあります。そのため、不燃ごみとして出すのではなく、指定された回収先へ持ち込んだり、市の環境事業所へ相談したりするなど、別の対応が必要になります。

このように、同じイヤホンでも、自治体によって分別方法やおすすめされている回収方法は少しずつ異なります。

「前に住んでいた地域では、この捨て方で大丈夫だったから」と判断せず、処分する前に、今住んでいる自治体の最新ルールを確認しておくと安心です。

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6. イヤホンを処分する主な方法

自治体のルールを確認したら、次は実際にイヤホンを処分する方法を見ていきましょう。

イヤホンは種類や状態によって、適した手放し方が変わります。「なるべく手間をかけずに捨てたい」「まだ使えるから売りたい」など、ご自身の状況に合った方法を選んでみてください。

6-1. 自治体の指定方法でごみに出す

有線イヤホンを手軽に処分したい場合は、自治体が指定する家庭ごみとして出す方法があります。

地域によって、不燃ごみや可燃ごみなど分別方法が異なるため、捨てる前に自治体のルールを確認しておくと安心です。

・向いている人:手間をかけずにすぐ処分したい人、有線イヤホンを捨てたい人。
・費用:基本的には無料です(自治体指定の有料ごみ袋が必要な地域を除く)。
・手間:ごみ袋に入れて、決められた収集日に集積所へ出すだけなので、それほど手間はかかりません。
・注意点:ワイヤレスイヤホンには電池が内蔵されているため、自治体によっては家庭ごみとして出せない場合があります。また、有線イヤホンも地域によって分別方法が異なります。捨てる前に、お住まいの自治体のルールを確認しておきましょう。

6-2. 小型家電回収ボックスを利用する

資源をできるだけ無駄にしたくない方には、「小型家電回収ボックス」を利用する方法もあります。

小型家電回収ボックスは、市役所や区役所、市民センター、図書館などの公共施設のほか、一部の大型スーパーマーケットなどに設置されています。

買い物や用事のついでに利用できる場所が見つかれば、気軽に処分しやすいでしょう。

・向いている人:リサイクルに協力したい人、買い物や用事のついでに処分したい人。
・費用:無料です。
・手間:回収ボックスが設置されている場所まで持っていく必要があります。
・メリット:金や銅などの資源をリサイクルできるため、資源の有効活用につながります。
・注意点:回収ボックスには投入口のサイズが決められており、その大きさに収まる製品しか入れられません。たとえば「縦15cm×横30cm」など、自治体によって条件が異なります。

また、自治体によっては、電池を内蔵したワイヤレスイヤホンを回収ボックスへ入れられない場合もあります。投入する前に、ボックスに書かれている注意事項を確認しておくと安心です。

6-3. 家電量販店などの回収を利用する

エディオン、ケーズデンキ、ヨドバシカメラ、ビックカメラなどの大型家電量販店でも、不要になった電子機器を回収している場合があります。

店頭に小型家電回収ボックスが設置されていたり、サービスカウンターなどで引き取ってもらえたりするため、新しいイヤホンへの買い替えを考えている方には利用しやすい方法です。

・向いている人:新しいイヤホンへの買い替えで家電量販店へ行く人。
・費用:イヤホンなどの小さな製品は、無料で引き取ってもらえる店舗が多くあります。
・手間:店舗まで持っていく必要があります。
・メリット:買い物のついでに処分できます。また、電池を内蔵したワイヤレスイヤホンでも、リサイクルマーク(JBRCマーク)がついていれば引き取ってもらえる店舗があります。
・注意点:無料回収の対象となる製品や条件は、店舗やチェーンによって異なります。持ち込む前に公式サイトを確認するか、サービスカウンターなどへ問い合わせておくとスムーズです。

6-4. メーカーの回収・下取りを確認する

使っているイヤホンのメーカーによっては、使用済み製品の回収や下取りサービスを行っていることもあります。

環境への配慮や顧客サービスの一環として用意されているものなので、有名メーカーのイヤホンを使っている方は、一度確認してみるとよいでしょう。

代表的な例としてAppleがあります。Apple製品(AirPodsなど)であれば、全国のApple Storeへ持ち込んだり、郵送でのリサイクル(Apple Trade In)を申し込んだりして回収してもらえます。

また、新しいモデルへ買い替える場合は、下取りによって購入時の負担を抑えられることもあります。

・向いている人:有名メーカーの製品を使っている人、同じメーカーの新しい機種への買い替えを考えている人。
・費用:基本的には無料です。下取りの場合は、金銭的なメリットを得られることもあります。
・手間:郵送の手続きや、直営店舗へ持ち込む手間があります。
・メリット:メーカーによる正規の回収サービスなので、リチウムイオン電池を内蔵した製品も適切に処理してもらいやすいのが魅力です。

6-5. まだ使えるなら買取・リユースを検討する

イヤホンが壊れておらず、音も正常に出て充電もできるのであれば、すぐに捨ててしまう必要はありません。

リサイクルショップやオーディオ専門の買取店に売ったり、メルカリやヤフオク!などのフリマアプリ・ネットオークションを利用したりする方法もあります。

不要になったイヤホンを誰かに使ってもらえるうえ、状態によってはお金に換えられるのもうれしいところです。

・向いている人:まだ十分に使えるイヤホンを持っている人、少しでも現金化したい人。
・手間:写真撮影や商品説明の入力、梱包、発送などの作業が必要になります。
・メリット:ごみを減らしながら、金銭的な利益を得られる可能性があります。
・注意点:イヤホンは耳に直接触れる製品なので、衛生面を気にする購入者も少なくありません。

売却する場合は、イヤーピースを取り外し、アルコール等を使って丁寧に清掃しておきましょう。きれいな状態に整えておけば、購入する側にも安心感を持ってもらいやすくなります。

また、箱やケーブルなどの付属品が揃っていると、買取価格が高くなりやすい傾向があります。捨てる前に、付属品が残っていないか一度確認してみるのもおすすめです。

7. ワイヤレスイヤホンを捨てるときの安全上の注意点

これまでにも触れてきたように、ワイヤレスイヤホンを処分するときに特に気をつけたいのが、「リチウムイオン電池による事故」です。

普段は便利に使えるワイヤレスイヤホンですが、捨て方を間違えると、思わぬ発火や火災につながることがあります。

ここでは、どのような危険があるのか、そして安全に処分するために知っておきたいポイントをわかりやすくご紹介します。

7-1. リチウムイオン電池による発火リスク

ワイヤレスイヤホンには、多くの場合リチウムイオン電池が内蔵されています。

リチウムイオン電池の内部には、薄い金属箔や燃えやすい性質を持つ電解液などが重なって入っています。それぞれが直接触れないように、「セパレーター」と呼ばれる薄い絶縁シートで仕切られている仕組みです。

ただし、強い衝撃や圧力が加わると、このセパレーターが傷つき、プラス極とマイナス極が触れてショートしてしまうことがあります。

ショートが起こると、電池内部の温度が急激に上昇し、発煙や発火につながる可能性があります。

特に注意したいのが、ごみ収集車や処理施設の中です。

ワイヤレスイヤホンがほかのごみと一緒に押しつぶされたり、大きな力が加わったりすると、電池が傷つくことがあります。そこで発火すると、周囲のごみに燃え移り、大きな火災につながるおそれもあります。

自分自身の安全はもちろん、ごみを回収・処理する方の安全を守るためにも、ワイヤレスイヤホンを一般ごみにそのまま混ぜないようにしましょう。

7-2. 膨張・変形・発熱・破損がある場合

長く使っているワイヤレスイヤホンや充電ケースでは、バッテリーの劣化によって内部にガスがたまり、本体が膨らんでしまうことがあります。

たとえば、

「ケースが少し浮いている」
「以前より本体が膨らんで見える」
「充電すると異常に熱くなる」

といった変化がある場合は注意が必要です。

そのほか、落下などの衝撃によってひび割れや変形が起きている場合も、内部の電池が傷ついている可能性があります。

膨張・変形・発熱・破損といった異常が見られる製品は、通常よりも発火のリスクが高まっていることがあります。

そのため、一般的な小型家電回収ボックスへそのまま入れるのは避けたほうが安心です。

回収ボックスの中でほかの機器とぶつかったり、圧力が加わったりすると、状態が悪化する可能性があるためです。

異常が見られる場合は、購入した店舗の窓口で相談するか、お住まいの自治体に問い合わせてみましょう。

その際は、

「ワイヤレスイヤホンの電池が膨らんでいます」
「充電ケースが変形しています」

など、現在の状態を具体的に伝えると案内してもらいやすくなります。

7-3. 回収ボックスへ入れてよい製品か確認する

自治体やスーパーなどに設置されている小型家電回収ボックスは、手軽に利用できて便利ですよね。

ただし、すべての電子機器を自由に入れられるとは限りません。

自治体によっては、火災を防ぐために、

「電池を取り外せない製品は回収ボックスへ入れない」

といったルールを設けている場合があります。

ワイヤレスイヤホンやモバイルバッテリーなど、リチウムイオン電池が内蔵されている製品については、通常とは別の回収方法が用意されていることもあります。

たとえば、窓口での対面回収や、特定の日に回収する方法などです。

そのため、回収ボックスを利用する前に、ボックスに貼られている注意事項を一度確認しておきましょう。

あわせて、お住まいの自治体の公式サイトで「小型家電」「充電式電池」「ワイヤレスイヤホン」などの項目を確認しておくと、より安心です。

「このイヤホンは入れていいのかな?」と少しでも迷った場合は、無理に回収ボックスへ入れず、自治体へ問い合わせるのがおすすめです。

7-4. 売却・譲渡する場合は登録情報を確認する

まだ問題なく使えるワイヤレスイヤホンなら、フリマアプリで売ったり、家族や友人へ譲ったりすることもあるでしょう。

その場合は、本体をきれいにするだけでなく、「初期化(リセット)」も忘れずに行っておきたいところです。

ワイヤレスイヤホンには、スマートフォンとBluetooth接続するためのペアリング情報が残っていることがあります。

そのまま手放してしまうと、次に使う方がうまく接続できなかったり、思わぬ接続トラブルが起きたりすることがあります。

多くのワイヤレスイヤホンでは、充電ケースのボタンを長押しするなどの操作で、工場出荷時の状態へリセットできます。

ただし、操作方法は製品によって異なるため、取扱説明書やメーカーの公式サイトを確認してから行うと安心です。

また、AirPodsなど一部のイヤホンでは、スマートフォンの「探す」機能と連携している場合があります。

この登録を残したまま手放すと、次に使う方が自分のアカウントへ登録できないことがあります。

売却や譲渡をする前に、スマートフォンの設定画面からデバイスの登録状況も確認しておきましょう。

初期化や登録解除まで済ませてから渡せば、次に使う方も気持ちよく、スムーズに使い始められます。

8. こんなイヤホンはどう捨てる?ケース別に解説

イヤホンを処分しようと思っても、「片耳しか残っていない」「壊れて音が出ない」など、少し判断に迷うケースもありますよね。

ここでは、イヤホンの状態ごとに、どのように処分すればよいのかを分かりやすく解説します。

8-1. 片耳だけ残ったワイヤレスイヤホン

通勤・通学中やスポーツ中に片方だけ落としてしまい、イヤホンが片耳分しか残っていないこともあるでしょう。

この場合も、処分するときの基本的な考え方は変わりません。

残った片耳のイヤホンにもリチウムイオン電池が内蔵されています。そのため、一般ごみ(可燃ごみ・不燃ごみ)にそのまま混ぜて捨てないよう注意しましょう。

両耳そろっている場合と同じように、自治体が案内している電池内蔵製品の回収方法や、小型家電回収ボックスなどを利用して処分します。

また、有名メーカーのイヤホンであれば、フリマアプリなどで「右耳のみ」「左耳のみ」として需要がある場合もあります。

片耳をなくして困っている人が購入してくれる可能性もあるため、状態がよければ、捨てる前に売却を検討してみるのも一つの方法です。

8-2. 壊れて全く音が出ないイヤホン

ケーブルの断線や水没、内部基板のショートなどによって、まったく音が出なくなったイヤホンもあります。

完全に壊れている場合でも、ごみとしての分別方法は基本的に通常のイヤホンと同じです。

有線イヤホンであれば、自治体のルールに従って「不燃ごみ」や「小型家電」として処分します。

一方、ワイヤレスイヤホンの場合は注意が必要です。

音が出なくなっていても、内部の充電池にはまだ電力が残っている可能性があります。そのため、壊れているからといって発火の心配がなくなったとは限りません。

「もう使えないから大丈夫」と一般ごみに入れるのではなく、電池内蔵製品として、自治体などが案内している回収方法を利用しましょう。

8-3. AirPodsなど完全ワイヤレスイヤホン

AppleのAirPodsシリーズをはじめ、左右がそれぞれ独立していてケーブルのない「完全ワイヤレスイヤホン」は、現在広く使われています。

このタイプで覚えておきたいのが、「左耳のイヤホン」「右耳のイヤホン」「充電ケース」のそれぞれにリチウムイオン電池が内蔵されているという点です。

そのため、イヤホンだけ、ケースだけといったように一部を処分する場合でも、まとめて処分する場合でも、発火リスクに注意する必要があります。

AirPodsの場合は、前述のとおりApple Storeの無料リサイクルを利用できます。

そのほかのメーカーの製品については、家電量販店の小型家電回収や、自治体が案内している方法を確認しながら処分するとよいでしょう。

8-4. 充電できないイヤホン

長い間使わずに置いていたり、バッテリーが寿命を迎えたりすると、ケーブルをつないでもまったく充電できなくなることがあります。

「充電できないなら、電池も空になっているし大丈夫そう」と思うかもしれません。

ただし、専門的な検査をしない限り、内部に残っているエネルギーが完全にゼロになっているとは言い切れません。

わずかに電力が残っていたり、内部の部品が劣化していたりすると、強い衝撃が加わった際に発熱や発煙につながる可能性があります。

そのため、充電できなくなったイヤホンでも、通常のワイヤレスイヤホンと同じように「電池内蔵製品」として扱い、慎重に処分しましょう。

8-5. メーカーや型番が分からないイヤホン

100円ショップや雑貨店で購入したイヤホン、インターネット通販で購入した無名ブランドのイヤホンなど、メーカーや型番が分からないこともあります。

そんなときは、まず「ケーブルのある有線イヤホンか、ワイヤレスイヤホンか」を確認してみましょう。

有線イヤホンであれば、自治体が定めている不燃ごみ・可燃ごみなどのルールに従って処分します。

ワイヤレスイヤホンであれば、メーカーが分からなくても内部に電池が入っているため、自治体の小型家電回収や、電池内蔵製品の回収方法を利用します。

無名ブランドの場合は、メーカー独自の回収サービスを利用できないこともあります。

その場合は、自治体が用意している回収ボックスや有害ごみの収集などを確認し、利用できる方法で処分すると安心です。

9. イヤホンの捨て方に関するよくある質問

最後に、イヤホンを捨てるときによくある疑問をQ&A形式でまとめました。

「これって普通のごみに出してもいいの?」と迷ったときは、ぜひ参考にしてみてください。

9-1. イヤホンは燃えるごみに入れてもいい?

イヤホンを燃えるごみに出せるかどうかは、自治体によって異なります。

有線イヤホンは、自治体によって「可燃ごみ」や「不燃ごみ」など、分別方法が分かれています。そのため、「イヤホンだから燃えるごみ」と自己判断せず、お住まいの自治体のルールを確認しておくと安心です。

また、ワイヤレスイヤホンには充電式の電池が内蔵されています。一般ごみに混ぜると発火につながるおそれがあるため、自治体が案内している回収方法に沿って処分しましょう。

9-2. イヤホンは燃えないごみに入れてもいい?

有線イヤホンは、「不燃ごみ」として出せる自治体もあります。

一方、ワイヤレスイヤホンは少し注意が必要です。

内蔵されているリチウムイオン電池が収集や処理の途中で強い衝撃を受けると、発煙・発火するおそれがあります。そのため、自治体によっては一般の不燃ごみとは分けて回収しています。

小型家電回収ボックスや専用の回収窓口など、指定された方法がないか確認してから処分しましょう。

9-3. ワイヤレスイヤホンを普通のごみに捨てるとどうなる?

ワイヤレスイヤホンを可燃ごみや不燃ごみなどに混ぜて出すと、収集や処理の途中で押しつぶされたり、強い衝撃が加わったりすることがあります。

その際、内蔵されているリチウムイオン電池が傷つくと、発煙・発火し、ごみ収集車や処理施設の火災につながるおそれがあります。

小さなイヤホンでも火災の原因になる可能性があるため、普通のごみに混ぜず、自治体が案内している方法で処分してください。

9-4. 充電ケースだけ捨てる場合はどうすればいい?

ワイヤレスイヤホンの充電ケースにも、充電式の電池が内蔵されています。

そのため、「イヤホン本体ではないから普通のごみで大丈夫」とは限りません。

イヤホン本体と同じように、自治体の電池内蔵製品の回収方法を確認しましょう。小型家電回収ボックスや専用窓口などが利用できる場合もあります。

ただし、回収できる品目は自治体や設置場所によって異なるため、事前に確認しておくと安心です。

9-5. 電池を取り出してから捨てたほうがいい?

ワイヤレスイヤホンは、無理に分解して電池を取り出さないようにしましょう。

イヤホンの多くは小さく密閉された構造になっているため、工具などを使って無理に開けようとすると、内蔵されている電池を傷つけてしまう可能性があります。電池が破損すると、発熱や発火につながることもあります。

取扱説明書などに電池の取り外し方法が記載されていない場合は、自分で分解せず、そのままの状態で自治体などが案内する方法に沿って処分してください。

9-6. コンビニやスーパーでイヤホンは回収してもらえる?

コンビニでは、イヤホンなどの不用品を基本的に回収していません。

ただし、スーパーやショッピングモール、ホームセンターなどには、「小型家電回収ボックス」が設置されていることがあります。

近くに回収ボックスがあれば便利ですが、すべてのイヤホンを入れられるとは限りません。特にワイヤレスイヤホンなどの電池内蔵製品は、回収対象外になっている場合もあります。

利用する前に、ボックスの表示や自治体の案内を確認してみてください。

9-7. 自治体のサイトにイヤホンが載っていない場合は?

自治体のごみ分別一覧を見ても、「イヤホン」という項目が見つからないことがあります。

その場合、有線イヤホンなら「小型家電」「小型電子機器」「AV機器」など、似た項目を確認してみましょう。

ワイヤレスイヤホンの場合は、「リチウムイオン電池内蔵製品」「充電式電池使用製品」などの項目に案内が載っていることもあります。

それでも分からないときは、無理に自己判断せず、自治体の清掃事務所やごみの分別を担当している窓口に確認するのが確実です。

少し手間には感じますが、安全に処分するためにも、迷ったときは確認してから捨てるようにしましょう。

10. まとめ:イヤホンが何ごみか迷ったら自治体ルールを確認しよう

ここまで、イヤホンの種類ごとの捨て方や、安全に処分するための注意点をご紹介してきました。

最後に、大切なポイントをもう一度振り返ってみましょう。

イヤホンを処分するときは、まず「有線イヤホン」なのか「ワイヤレスイヤホン(Bluetoothなど)」なのかを確認しておくことが大切です。

有線イヤホンには基本的に電池が入っていないため、不燃ごみとして処分できる自治体があります。地域によっては可燃ごみとして扱われたり、小型家電の回収ボックスを利用できたりする場合もあります。

一方、ワイヤレスイヤホンや充電ケースには「リチウムイオン電池」が内蔵されています。

リチウムイオン電池は、強い衝撃などによって発火する可能性があるため、普通のごみにそのまま混ぜて捨てないようにしましょう。

自治体が案内している電池内蔵製品の回収方法や、小型家電の回収ボックス、家電量販店・メーカーの回収サービスなどを利用すると安心です。

そして、いちばん覚えておきたいのが「ごみの分別ルールは自治体によって異なる」ということ。

同じイヤホンでも、お住まいの地域によって捨て方が変わることがあります。

ネットで処分方法を調べたあとも、最後にお住まいの市区町村の公式ホームページや、ごみ分別アプリを確認してみてください。

「これって何ごみ?」と迷ったときは、自治体の案内を確認するのがいちばん確実です。

正しい方法を知って、安全にも環境にもやさしい形でイヤホンを処分していきましょう。

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