「セリアにヘッドホンカバーは売っているのか?」と疑問をお持ちの方へ、結論からお伝えします。現在のセリアでは、ヘッドホン専用の「ヘッドホンカバー」や「イヤーパッドカバー」という名称の商品は販売されていません。
しかし、諦める必要はありません。セリアで売られている「キャスターカバー」や「イス脚カバー」などを、ヘッドホンカバーの代用品として上手に活用している人が多く存在します。
この記事では、セリアで代用できる商品の具体的な種類や探し方、ダイソー・キャンドゥなど他の100均との違い、そして自分のヘッドホンに合うサイズの測り方まで詳しく解説します。100均の代用品を使うメリット・デメリットを理解し、専用品との違いを比較することで、あなたにとって最適なヘッドホンカバーの選び方が分かるようになります。
1. セリアにヘッドホンカバーは売ってる?最新の販売状況
セリアでヘッドホンカバーを探すとき、まず気になるのは「専用の商品が売っているの?」という点ではないでしょうか。
ここでは、セリアで取り扱われているヘッドホン関連商品の販売状況について、わかりやすくご紹介します。
1-1. 現在、セリアに専用のヘッドホンカバーは販売されていない
最新の調査や店舗の状況を確認したところ、現在のセリアでは、「ヘッドホンカバー」や「イヤーパッドカバー」として作られた専用商品は販売されていません。
ヘッドホンのイヤーパッド(耳に当たるクッション部分)を保護する布製カバーやシリコンカバーも、店頭で見つけるのは難しい状況です。
もちろん、店舗の在庫や品揃えは、時期や地域によって異なることがあります。
ただ、全国的に販売されている定番商品の中には、今のところヘッドホン専用カバーは含まれていないようです。
1-2. 公式サイトや店舗の検索システムでも該当なし
セリアには公式のオンラインストアはありません。
また、メーカーの商品仕様ページや店舗の在庫を確認するシステムなどを見ても、「ヘッドホン専用カバー」に該当する商品は見当たりません。
ただし、「公式サイトやカタログに載っていないから、絶対に販売されていない」とまでは言い切れません。
100円ショップは商品の入れ替わりが早く、一部の店舗だけで販売される商品や、不定期に入荷する商品が並ぶこともあります。
そのため、タイミングによっては取り扱われる可能性もありますが、現状ではヘッドホンカバーだけを目当てにセリアへ行っても、見つからない可能性が高そうです。
1-3. セリアにあるのはイヤホン用スポンジカバーのみ
セリアのスマートフォン・PC周辺機器などが並ぶオーディオ系の売り場では、「イヤホン用スポンジカバー」や「シリコン製イヤーピース」が販売されています。
ただし、これらは耳の穴に入れて使うインナーイヤー型イヤホンや、カナル型イヤホン向けの商品です。
見た目や名前が似ていることから、ヘッドホンカバーと間違えてしまうこともあるかもしれません。
しかし、イヤホンとヘッドホンではサイズが大きく異なります。
そのため、「イヤホン用」と書かれているスポンジカバーやイヤーピースを、耳全体を覆うタイプや耳の上にのせるタイプのヘッドホンに取り付けることはできません。
購入するときは、パッケージに書かれている「イヤホン用」という表記を確認してみてくださいね。
1-4. 専用品はないが「代用品」を探すことは可能
セリアにヘッドホン専用カバーがなくても、代わりに使えそうなアイテムはいくつかあります。
セリアには、伸縮性のある布製品やシリコン製品など、さまざまなアイテムがそろっています。
本来は別の用途の商品でも、ヘッドホンの形やサイズとうまく合えば、イヤーパッドを保護するカバーとして活用できる場合があります。
「専用品がないならどうしよう」と思った方も、少し視点を変えて探してみると、思いがけず使いやすいアイテムが見つかるかもしれません。
次の章では、セリアで購入できる商品の中から、ヘッドホンカバーの代用品として使いやすいアイテムを詳しく見ていきます。
2. セリアでヘッドホンカバーの代わりに使える商品
ここでは、セリアでヘッドホンカバーの代わりとして使いやすいアイテムを4つご紹介します。
どれも本来はヘッドホン専用の商品ではありませんが、サイズや形が合えば代用品として活用できます。
ただし、ヘッドホンによってはうまく装着できない場合もあるため、サイズや素材を確認しながら試してみてくださいね。
それぞれの本来の用途や特徴、どんなヘッドホンに向いているのかを詳しく見ていきましょう。
2-1. スーツケース用キャスターカバー(シリコン・布製)
スーツケース用のキャスターカバーは、室内でスーツケースを保管するときに、キャスターの汚れを床へ持ち込まないようにするためのアイテムです。
セリアでは、トラベル用品コーナーなどで見つかることがあります。
キャスターの形に合わせた丸い形状になっており、伸縮性のあるシリコン素材や、ゴム入りの布素材が使われているのが特徴です。
直径4〜6cm程度の小さなものが多く、少し伸ばしてイヤーパッドに被せることで、小型のオンイヤー型ヘッドホン(耳の上に乗せるタイプ)に使える場合があります。
シリコン製はフィットしやすく、ずれにくいのが嬉しいところ。ただし、通気性があまりないため、長時間使っていると蒸れを感じることがあります。
一方、布製は通気性がよく、肌に触れたときの違和感も比較的少なめです。
ただし、無理に引っ張ると破れたり、サイズが合わないと使用中に外れたりすることもあります。購入する前に、イヤーパッドの大きさと合いそうか確認しておくと安心です。
2-2. イス脚カバー(靴下タイプ・シリコンタイプ)
イス脚カバーは、ダイニングチェアなどの脚に取り付けて、床の傷や摩擦音を防ぐための商品です。
セリアでは、インテリア用品やリビング用品のコーナーで販売されていることがあります。
なかでも「靴下タイプ」と呼ばれるニット素材や布素材のものは、筒状になっていて伸縮性が高いのが特徴です。
イヤーパッドにそのまま被せやすく、厚みのあるヘッドホンにも合わせやすいため、ヘッドホンカバーの代用品として使えることがあります。
布素材なので肌触りがやわらかく、汗を吸ってくれるのも嬉しいポイントです。
ただし、商品によっては靴下らしい見た目だったり、動物の足をイメージした柄が入っていたりすることもあります。
外出先で使うには少し目立つかもしれませんが、自宅用と割り切れば、使いやすい代用品のひとつです。
2-3. ベビー用ソックス・子供用靴下
意外と使いやすいのが、ベビー用ソックスや子供用の小さな靴下です。
本来は赤ちゃんや小さな子供向けの商品で、衣料品コーナーなどに並んでいます。
ベビーソックスはサイズが小さく、伸縮性のある綿素材で作られているものも多いため、やわらかな肌触りが魅力です。
そのままイヤーパッドに被せるほか、つま先部分をハサミでカットして筒状にし、簡易的なヘッドホンカバーとして使う方法もあります。
足首部分のゴムを活かせば、イヤーパッドにフィットさせやすくなります。
ただし、カットした部分はそのままにしておくと糸がほつれてしまうことがあります。軽く縫い合わせたり、ほつれ止め液を使ったりして処理しておくと、より使いやすくなるでしょう。
少し手間はかかりますが、無地からかわいい柄までデザインの種類が多いので、「自分好みのヘッドホンカバーを作ってみたい」という方にも向いています。
一方、耳全体を覆う大型のオーバーイヤー型ヘッドホンでは、サイズが小さくて入らないこともあります。購入前に大きさを確認してみてくださいね。
2-4. 不織布マイクカバー・ヘアキャップ(使い捨て用途)
手軽に使いたい場合は、不織布のマイクカバーやヘアキャップを利用する方法もあります。
マイクカバーはカラオケなどでマイクを衛生的に使うための商品、ヘアキャップは入浴時や調理時などに髪をまとめるための商品です。
セリアでは、衛生用品コーナーやパーティグッズコーナーなどで見つかることがあります。
不織布(ふしょくふ)は、繊維を織らずに絡み合わせて作られたシート状の素材です。軽くて通気性があり、イヤーパッドに被せることで、汗や皮脂が直接付着するのを抑えられます。
特に便利なのが、汚れたら気軽に交換できることです。
イベントなどで複数人が同じヘッドホンを使う場合にも、衛生面が気になるときの簡易カバーとして活用しやすいでしょう。
ただし、見た目は少し目立ちやすく、不織布特有のカサカサとした肌触りが気になることもあります。
普段の音楽鑑賞用というよりは、「短時間だけ使いたい」「衛生面を優先したい」といった場面に向いている代用品です。
3. セリアの代用品をヘッドホンに使うときの注意点
セリアの商品なら、100円で気軽に試せるのがうれしいところです。
ただし、もともとヘッドホン専用に作られた商品ではないため、使い方によっては音質や装着感に影響が出ることもあります。
「思っていた使い心地と違った……」とならないためにも、代用品を使う前に気をつけたいポイントを確認しておきましょう。
3-1. スピーカー開口部が塞がれ、音質が変わることがある
ヘッドホンのイヤーパッド中央には、音を出す「ドライバーユニット(スピーカー)」の開口部があります。
専用のヘッドホンカバーは、音の通り道を邪魔しにくい薄手の生地が使われていたり、中央部分が開いたデザインになっていたりと、音への影響を抑える工夫がされています。
一方、キャスターカバーやイス脚カバーを代用すると、商品によっては厚みのある布やシリコンがスピーカー部分まで覆ってしまうことがあります。
すると、とくに高い音が生地の影響を受け、音が少しこもって聞こえたり、細かな音が聞き取りにくくなったりすることも。
普段から音質を重視している方は、装着前と装着後で音の聞こえ方を比べてみると安心です。
3-2. ボタンやタッチセンサーに干渉することがある
最近のワイヤレスヘッドホンには、イヤーカップの側面や底面に、電源ボタンや音量調節ボタン、ノイズキャンセリングの切り替えスイッチ、充電用USBポートなどが付いている機種も多くあります。
なかには、イヤーカップの表面を指でなぞって操作するタッチセンサーを搭載したモデルもあります。
代用品のカバーを深く被せすぎると、こうしたボタンやセンサーまで覆ってしまい、操作しづらくなることがあります。
また、有線ヘッドホンの場合は、ケーブルを挿すジャック部分が隠れてしまうことも。
「カバーは付けられたけれど、操作しにくい」という状態にならないよう、装着するときはボタンや端子の位置も確認しておきましょう。
3-3. 伸縮性によってはズレたり外れたりしやすい
専用のヘッドホンカバーは、さまざまなイヤーパッドにフィットしやすいよう、伸縮性やサイズを考えて作られています。
一方、キャスターカバーやイス脚カバーは、当然ながら本来の用途に合わせたサイズです。
そのため、大きめのヘッドホンに無理やり装着すると、生地が伸びきってしまうことがあります。場合によっては、少し頭を動かしただけで「パチン」と外れてしまうこともあるでしょう。
反対に、サイズが大きすぎると生地が余ってシワになり、耳まわりの装着感が気になることがあります。
ヘッドホンの大きさや形は機種によってかなり違うため、「どんなヘッドホンにも使える」というよりは、サイズが合えば便利に使えるアイテムと考えておくのがおすすめです。
3-4. 長時間使うと蒸れや肌触りが気になることも
長時間ヘッドホンを使う方は、素材にも少し注意しておきたいところです。
たとえば、シリコン製のキャスターカバーは汗を吸収しにくく、通気性もあまりありません。そのため、長時間使っていると耳まわりに熱がこもり、蒸れやすくなることがあります。
また、不織布タイプのカバーは、商品によっては少しガサガサとした肌触りが気になることもあります。頭を動かしたときに「カサカサ」とした摩擦音が耳元で聞こえる場合もあるでしょう。
肌が敏感な方は、長時間使い続けるのではなく、まずは短い時間から試してみると安心です。
セリアの商品は気軽に試せるのが大きな魅力ですが、音質やサイズ、肌触りとの相性はヘッドホンによって変わります。実際に装着したあとは、音の聞こえ方や操作のしやすさ、耳まわりの違和感がないかをチェックしながら使ってみてください。
4. ダイソー・キャンドゥにもヘッドホンカバーはある?
セリアだけでなく、「ダイソーやキャンドゥでもヘッドホンカバーは買えるの?」と気になっている方もいるのではないでしょうか。
ここでは、ダイソーとキャンドゥの販売状況をチェックしながら、セリアを含めた100均3社の違いもわかりやすくまとめていきます。
4-1. ダイソーの現在のヘッドホンカバー販売状況
ダイソーでも、布製の「専用ヘッドホンカバー」がいつでも店頭に並んでいるわけではありません。
ただ、セリアと比べると、ダイソーはPCやスマホまわりの商品が充実しているため、ヘッドホンに使えそうなアイテムは比較的探しやすいでしょう。
店舗によっては、不織布で作られた「ヘッドホン用の使い捨てカバー(数十枚入り)」が販売されていることもあります。
ネットカフェやイベント会場などで使われるようなタイプで、ヘッドホンを清潔に使いたいときに便利です。使い捨てなので、衛生面が気になる方にも使いやすいでしょう。
また、ダイソーでもセリアと同じように、イス脚カバーやベビーソックスをヘッドホンカバーの代わりとして使う方法があります。
比較的大きな店舗では、色や柄の種類も多いため、「せっかくならかわいいものを選びたい」という方は、代用品を探してみるのもよさそうです。
4-2. キャンドゥでの販売状況と過去の取り扱い
キャンドゥでは過去に、「ヘッドホンカバー」という名前の専用商品が販売されていたという情報があります。
布製で、まわりにゴムが入ったシンプルなタイプだったようです。
ただし、現在もすべての店舗でいつでも購入できる商品とは限りません。
「お店まで探しに行ったけれど見つからなかった」というケースもあるため、見つけられたらちょっとラッキー、くらいに考えておくとよさそうです。
キャンドゥは時期によって商品の入れ替わりもあるため、専用品が見つからない場合は、イス脚カバーなど代わりに使えそうな商品もチェックしてみてください。
意外とサイズがぴったり合うものが見つかるかもしれません。
4-3. 100均(セリア・ダイソー・キャンドゥ)の比較表
ここまで紹介した内容をもとに、セリア・ダイソー・キャンドゥの違いを表にまとめました。
「どのお店から探そうかな?」と迷ったときの参考にしてみてください。
※店舗の大きさや時期によって、商品の取り扱いや在庫状況は異なります。
| 店舗名 | 専用ヘッドホンカバー | 主な代用品候補 | 特徴・傾向 | 注意点 |
|---|---|---|---|---|
| セリア | 公式では確認できず | キャスターカバー、イス脚カバー、ベビーソックス | デザイン性のある、かわいい代用品を探しやすい | イヤホン用の商品と間違えないように注意 |
| ダイソー | 不織布タイプを扱っている店舗あり | イス脚カバー、不織布マイクカバー | PC・スマホ関連の商品が充実しており、使い捨てタイプも見つかる可能性がある | 布製の専用品は見つからないことも多い |
| キャンドゥ | 過去に販売されていたという情報あり | イス脚カバー | タイミングが合えば、布製の専用品が見つかる可能性もある | 店舗によって品揃えに差がある |
100均のヘッドホンカバーは、店舗や時期によって取り扱いが変わることがあります。
そのため、専用品だけに絞って探すよりも、イス脚カバーやベビーソックスなどの代用品まで含めてチェックしてみると、ちょうどよいアイテムを見つけやすくなりますよ。
5. 100均の代用品と専用ヘッドホンカバーはどちらがいい?
100均のアイテムで代用するか、それともAmazonや家電量販店などで専用のヘッドホンカバーを購入するか、迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
どちらが向いているかは、予算やヘッドホンの使い方によって変わります。
ここでは、100均の代用品と専用ヘッドホンカバーの違いを、目的別にわかりやすく比較していきます。自分にはどちらが合いそうか、選ぶときの参考にしてみてください。
5-1. できるだけ安く済ませたい人・応急処置なら100均
「できるだけお金をかけたくない」「急に必要になったので、とりあえずカバーを用意したい」という方には、セリアやダイソーなどのアイテムを代用する方法が向いています。
専用のヘッドホンカバーは、安いものでも1,500円〜3,000円ほどすることがあります。
たとえば、3,000円ほどのヘッドホンを使っている場合、カバーにも同じくらいのお金をかけるのは少しもったいなく感じますよね。
そんなときは、100均のイス脚カバーなどを使ってみるのもひとつの方法です。できるだけ費用を抑えたい場合や、一時的なカバーとして使いたい場合には十分役立ってくれるでしょう。
5-2. 音質への影響を避けたいなら専用品
数万円する高級オーディオヘッドホンや、モニターヘッドホン(原音に忠実な音を聴くためのプロ向け機材)を使っている方は、専用のヘッドホンカバーを選ぶと安心です。
たとえば、専用カバーとして知られている「mimimamo(ミミマモ)」などは、極薄のテンセル生地を使用し、カバーを装着したときの音質変化をできるだけ抑えられるよう設計されています。
一方で、100均の厚手の靴下などをカバー代わりにすると、生地が音を遮り、音がこもって聞こえることもあります。
せっかく音質にこだわって選んだヘッドホンなら、その良さをできるだけ活かしたいですよね。音の聞こえ方を大切にしたい方は、専用品を選ぶほうが使いやすいでしょう。
5-3. ぴったりとしたフィット感を求めるなら専用品
見た目やフィット感を重視したい方にも、専用品が向いています。
専用のヘッドホンカバーには、イヤーカップの形や大きさに合わせて、MサイズやLサイズなど複数のサイズが用意されています。
メーカーによっては公式サイトで「どのヘッドホンにどのサイズが合うのか」を確認できる対応表も公開されています。
購入前にサイズを確認できるため、「せっかく買ったのに大きすぎて外れてしまった」「小さくてうまく装着できない」といった失敗も減らしやすいでしょう。
ヘッドホンの形に沿ってすっきり装着できるものが多いので、もともとのデザインをできるだけ損ないたくない方にもおすすめです。
5-4. 耐久性と洗濯のしやすさの比較
100均の代用品でも、靴下やイス脚カバーなどは洗濯ネットに入れて洗えるものがあります。
ただし、本来はヘッドホンに装着するために作られたものではありません。サイズによっては、生地やゴムを強く伸ばした状態で使うことになるため、繰り返し使用しているうちにゴムが伸びやすくなることもあります。
一方、専用品は、洗って繰り返し使うことを考えて素材や縫製が選ばれているものもあります。
購入するときの価格だけを見ると100均のほうが手軽ですが、長く使うことを考えると、専用品のほうが結果的に使いやすいケースもあるでしょう。
「まずは安く試してみたい」という方は100均、「お気に入りのヘッドホンを長く快適に使いたい」という方は専用品、と考えると選びやすくなります。
6. 失敗しないヘッドホンカバーのサイズの測り方
100均の商品を代用する場合でも、専用のヘッドホンカバーを購入する場合でも、まず確認しておきたいのがヘッドホンのサイズです。
「せっかく買ったのに、サイズが合わなかった……」という失敗は、できれば避けたいですよね。
ここでは、初心者の方でも迷いにくいサイズの測り方と、購入前にチェックしておきたいポイントをご紹介します。
6-1. イヤーパッドの縦幅と横幅を正確に測る
まずは、定規やメジャーを用意しましょう。
ヘッドホンを平らな机の上に置き、イヤーパッド(耳に当たるクッション部分)の大きさを測っていきます。
イヤーパッドが楕円形の場合は、一番長い部分の「縦幅」と、一番短い部分の「横幅」の両方を測っておくのがおすすめです。
円形の場合は、端から端までの直径を測ればOKです。
たとえば、縦幅が10cm、横幅が8cmだったとします。この場合、代用品を選ぶときは、少なくとも10cm程度まで伸びるものを探す必要があります。
反対に、直径5cmほどの小さなキャスターカバーでは、さすがにサイズが足りません。
見た目だけでは判断しにくいので、購入前に実際のサイズを確認しておくと安心です。
6-2. イヤーパッドの厚みとイヤーカップの形状を確認する
縦と横を測ったら、もうひとつ確認しておきたいのがイヤーパッドの「厚み(奥行き)」です。
ここは意外と見落としやすいポイントです。
イヤーパッドに3cm以上の厚みがあるヘッドホンの場合、カバーにもある程度の「マチ(深さ)」が必要になります。
たとえば、平面的な布のようなカバーでは、厚みのあるイヤーパッドをしっかり包み込めないことがあります。
せっかく取り付けても、使っているうちにめくれたり、外れたりしてしまう可能性もあります。
その点、イス脚カバーのような筒状・靴下状のものは、ある程度の深さがあります。そのため、厚みのあるイヤーパッドにも合わせやすいのがメリットです。
縦横のサイズだけでなく、「ちゃんと奥まで包めそうか?」も一緒に確認してみてくださいね。
6-3. カバーの伸縮性とスピーカー部分の干渉を確認する
サイズが合っていても、素材がほとんど伸びなければ、うまく取り付けられないことがあります。
購入するときは、カバーがどのくらい伸縮する素材なのかもチェックしておきましょう。
店頭の商品を無理に引っ張ることはできませんが、パッケージに「伸縮素材」「ストレッチ素材」などの記載があるか確認すると判断しやすくなります。
もうひとつ気をつけたいのが、ヘッドホン中央にある音が出る部分です。
カバーを取り付けたときに、このスピーカー部分をどのくらい塞いでしまうのかもイメージしておきましょう。
特に、耳をすっぽり覆う大型のオーバーイヤー型では注意が必要です。
小さすぎるカバーを無理に伸ばすと、中央部分の布がピーンと張り、耳とスピーカーの間に「布のトランポリン」のような状態ができることがあります。
こうなると、耳に布が当たりやすくなり、装着感が悪くなってしまうことも。
「取り付けられるか」だけでなく、「取り付けたあとも快適に使えるか」まで考えて選ぶのがポイントです。
6-4. メーカーや商品の適合表(対応表)を必ず確認する
100均の代用品ではなく、mimimamoやGeekriaなどの専用品を購入する場合は、自分で測ったサイズだけで判断しないほうが安心です。
購入前に、メーカーが公開している「適合表」や「対応表」も確認してみましょう。
サイズだけを見ると問題なさそうでも、ヘッドホンの形状やセンサーの位置によっては、メーカー側が使用をおすすめしていない場合があります。
そのため、
「サイズは合っているから大丈夫そう」
と思っても、最後に一度、対応機種を確認しておくのがおすすめです。
自分で測ったサイズとメーカーの対応表。この2つを合わせて確認しておけば、購入後の「合わなかった……」という失敗をかなり防ぎやすくなります。
7. ヘッドホンカバーを使うメリットと注意点
「ヘッドホンカバーって、本当につけたほうがいいの?」と疑問に思う方もいるのではないでしょうか。
見た目が少し変わるため、「そこまでしてつける必要はあるのかな」と感じることもありますよね。
ですが、ヘッドホンカバーには、イヤーパッドを汗や汚れから守ったり、蒸れをやわらげたりと、意外とたくさんのメリットがあります。
ここでは、ヘッドホンカバーを使う主なメリットと、知っておきたいポイントをわかりやすく紹介します。
7-1. 汗や皮脂によるイヤーパッドの劣化を防ぐ
ヘッドホンカバーを使う大きなメリットのひとつが、イヤーパッドを汗や皮脂から守り、劣化を抑えやすくなることです。
イヤーパッドの表面によく使われている「ポリウレタン(PU)レザー」や「合成皮革」は、汗や皮脂、空気中の水分などの影響によって、「加水分解(かすいぶんかい)」と呼ばれる劣化が起こることがあります。
簡単にいうと、水分などの影響で素材が少しずつ傷んでいく現象です。
劣化が進むと、イヤーパッドの表面がボロボロと剥がれたり、触ったときにベタつきを感じたりすることもあります。
カバーを1枚つけておけば、汗や皮脂がイヤーパッドに直接触れにくくなるため、こうした劣化を抑えるのに役立ちます。
お気に入りのヘッドホンをできるだけ長くきれいに使いたい方にも、うれしいポイントですね。
7-2. メイクやファンデーションの汚れを防ぎやすい
普段メイクをする方なら、ヘッドホンを外したときに、イヤーパッドへファンデーションやパウダーがついてしまった経験があるかもしれません。
特に黒いイヤーパッドは、肌色の汚れが意外と目立ちます。
一度ついてしまうと、軽く拭いただけではきれいに落としにくいこともあるため、気になりますよね。
そんなときにも、洗えるヘッドホンカバーがあると便利です。
汚れがついても、カバーを取り外して洗えるタイプなら、お手入れもしやすくなります。
イヤーパッドそのものを何度も拭く必要がないので、清潔な状態を保ちたい方にも使いやすいでしょう。
7-3. 共用するときの衛生管理や蒸れ対策にも便利
家族でひとつのヘッドホンを共有していたり、ゲームセンターやeスポーツカフェなどで複数の人が同じ機材を使ったりする場合は、衛生面も気になるところです。
汗がついたイヤーパッドをそのまま共有することに、少し抵抗を感じる方もいるでしょう。
不織布などの交換できるカバーを使えば、イヤーパッドへ直接触れるのを避けやすくなり、清潔な状態で使いやすくなります。
また、ヘッドホンカバーは衛生面だけでなく、蒸れが気になるときにも役立ちます。
PUレザーは密閉性が高いぶん、夏場や長時間の使用では、耳まわりに汗をかきやすくなることがあります。
通気性のよい布製カバーを1枚挟んでおけば、汗を吸収してくれるため、ベタつきを感じにくくなります。
暑い季節や、ゲーム・音楽鑑賞などで長時間ヘッドホンをつける方には、特にうれしいポイントです。
7-4. 劣化したイヤーパッドの黒い粉が落ちるのを防ぐ
すでにイヤーパッドの表面がボロボロになっていると、ヘッドホンを外すたびに、黒い粉のようなものが耳まわりや首、服についてしまうことがあります。
「気づいたら肩に黒い粉がついていた……」という状態になると、少し困ってしまいますよね。
そんな場合も、ヘッドホンカバーを上からかぶせることで、劣化した合皮の破片をカバーの内側に留めやすくなります。
もちろん、イヤーパッドそのものが元通りになるわけではありません。
ただ、すぐにイヤーパッドを交換できないときや、新しいものを用意するまでの間であれば、服や肌が汚れるのを防ぐ応急処置として役立ちます。
8. イヤーパッドがすでにボロボロなら交換も検討する
ヘッドホンカバーは便利なアイテムですが、どんな状態でもカバーを被せれば解決するわけではありません。
イヤーパッドの傷みがまだ軽いなら、カバーを被せるだけでそのまま使い続けられることもあります。一方で、劣化がかなり進んでいるときは、イヤーパッドそのものを交換したほうが快適に使えることもあります。
まずは、自分のイヤーパッドがどちらの状態に近いのか確認してみましょう。
8-1. カバーで保護・隠すだけで対応できるケース
イヤーパッド表面の合皮が「ほんの一部だけヒビ割れてきた」「少しポロポロと剥がれ始めた」といった程度なら、上からカバーを被せるだけでも十分対応できます。
とくに、クッションの弾力がまだしっかり残っていて、装着感や音漏れも気にならない状態なら、すぐにイヤーパッドを交換する必要はないでしょう。
カバーを使えば、剥がれた部分が耳や髪につくのを防ぎながら、そのまま使い続けやすくなります。
「まだ使えるのに、イヤーパッドを丸ごと交換するのは少しもったいないな」と感じる方にも、取り入れやすい方法です。
8-2. イヤーパッド自体を交換したほうがよいケース
一方で、中のウレタンスポンジが潰れてペタンコになっていたり、においが染み付いていたり、表面の合皮がほとんど剥がれていたりする場合は、カバーだけでは十分に改善できないことがあります。
カバーを被せれば見た目はきれいになりますが、クッションそのものの弾力までは元に戻せません。
クッションが大きくへたっていると、ヘッドホン内部の硬い部分が耳に当たりやすくなります。そのまま長時間使っていると、耳が痛くなってしまうこともあるでしょう。
また、イヤーパッドの厚みが変わると、耳まわりの密閉性にも影響します。
その結果、以前より低音が弱く感じられるなど、音のバランスが変わってしまうこともあります。
ここまで傷みが進んでいるなら、カバーで隠すよりも、イヤーパッドそのものを新しく交換したほうが快適に使いやすくなります。
8-3. ヘッドホンカバーと交換用イヤーパッドの違い
「ヘッドホンカバー」と「交換用イヤーパッド」は似ているように感じますが、役割は少し違います。
・ヘッドホンカバー(イヤーパッドカバー):今使っているイヤーパッドの上から、服のように被せて使うカバーです。汚れや汗、表面の剥がれなどからイヤーパッドを守る目的で使います。
・交換用イヤーパッド:今ついているイヤーパッドを本体から取り外し、新しいクッション部品に付け替えるものです。
イヤーパッドそのものがまだ元気なら、まずはカバーを使って保護する方法でも十分でしょう。
反対に、クッションが潰れていたり、傷みがかなり目立っていたりするなら、イヤーパッドの交換を考えるタイミングです。
主要なヘッドホンメーカーでは、交換用の純正イヤーパッドが用意されていることもあります。また、機種によっては比較的手頃な価格の互換品が見つかることもあります。
「見た目の剥がれを隠したいだけなのか」「クッションの使い心地まで悪くなっているのか」を目安にすると、カバーと交換用イヤーパッドのどちらを選べばよいか判断しやすくなります。
9. セリアで見つからない場合はどこで買える?
セリアで代用品を見つけても、「サイズが合わなかった」「やっぱりヘッドホン専用のカバーが欲しい」と感じることもありますよね。
そんなときは、専門店や家電量販店、ネット通販などをチェックしてみましょう。ここでは、ヘッドホンカバーを購入できる主な場所をご紹介します。
9-1. ヘッドホン専門店・イヤホン専門店
「e☆イヤホン」などのオーディオ専門店では、ヘッドホン専用のカバーを探しやすいです。
専門店のうれしいところは、サイズ選びに迷ったときにスタッフへ相談できること。使っているヘッドホンの機種名を伝えれば、対応するカバーを案内してもらえる場合があります。
また、店舗によっては試着用のサンプルが用意されていることもあります。実際にヘッドホンへ取り付けて、フィット感などを確かめてから選べるのも専門店ならではの魅力です。
「自分でサイズを選ぶのはちょっと不安……」という方は、専門店で相談してみると安心でしょう。
9-2. 家電量販店(ヨドバシカメラ・ビックカメラなど)
大型の家電量販店でも、オーディオコーナーやヘッドホン売り場で専用カバーが販売されていることがあります。
見つからないときは、イヤーピース(イヤホンのゴム)やヘッドホンアクセサリーが並んでいるコーナーを探してみてください。
ただし、店舗によって取り扱いや在庫状況は異なります。せっかく足を運んだのに売り切れていた……ということを避けるためにも、可能であれば事前に公式通販サイトなどで店舗在庫を確認しておくと安心です。
9-3. Amazonや楽天市場などのネット通販
品揃えを重視したい方には、Amazonや楽天市場などのネット通販も便利です。
ヘッドホン専用のカバーはもちろん、不織布タイプの使い捨てカバーなど、さまざまな商品を比較しながら選べます。
「ヘッドホンカバー」と検索すると多くの商品が見つかるので、サイズや素材、価格などを見比べながら、自分の使い方に合ったものを探してみてください。
近くのお店で見つからない場合でも、自宅からじっくり選べるのがネット通販のうれしいところです。
9-4. mimimamo(ミミマモ)などの人気専用ブランド
ネット通販で探すなら、ヘッドホンカバーの専用ブランドから選んでみるのもひとつの方法です。
なかでも「mimimamo(ミミマモ)」は、ヘッドホンカバーを探している方によく知られているブランドのひとつです。テンセル生地を使用した薄手のカバーがあり、肌触りにも配慮されています。カラーバリエーションがあり、洗濯して繰り返し使えるのも特徴です。
また、「Geekria(ギークリア)」も、ヘッドホンカバーや交換用イヤーパッドなどを幅広く展開しています。
100均の商品ではサイズや使い心地がしっくりこなかった方は、こうした専用ブランドの商品もチェックしてみてください。
まずは手持ちのヘッドホンに合うサイズがあるか確認しながら、自分にぴったりのカバーを探してみるとよいでしょう。
10. ヘッドホンカバーとセリアについてよくある質問
最後に、セリアでヘッドホンカバーを探すときによくある疑問を、FAQ形式でまとめました。
「代用品はどこにあるの?」「音質への影響は大丈夫?」など、気になるポイントがある方はぜひ参考にしてみてください。
10-1. セリアのヘッドホンカバーの代用品はどの売り場にありますか?
代用品によって、置かれている売り場は少しずつ異なります。
たとえば、スーツケース用の「キャスターカバー」はトラベル用品コーナー、「イス脚カバー」はインテリア・リビング用品コーナー、「ベビーソックス」は衣料品コーナーで見つかることがあります。
また、「不織布キャップ」は衛生用品やパーティグッズのコーナーに置かれていることがあります。
オーディオコーナーにはイヤホン向けの商品が中心なので、ヘッドホン用の代用品を探す場合は、ほかの売り場ものぞいてみると見つけやすいでしょう。
10-2. 100均の代用品でも音質に影響しませんか?
代用品の素材や厚みによっては、音質が変わってしまうことがあります。
特に、厚みのある布やシリコンなどでスピーカー部分を覆ってしまうと、高音が聞こえにくくなったり、少しこもったように感じたりすることもあります。
音質の変化があまり気にならない方であれば、まずは手軽な代用品を試してみるのもひとつの方法です。
一方で、できるだけ本来の音を楽しみたい方は、無理に代用品を使わず、ヘッドホン専用に作られたカバーを選ぶほうが安心です。
10-3. セリアにヘッドバンド(頭頂部)用のカバーはありますか?
頭のてっぺんに当たる「ヘッドバンド」部分を保護する専用カバーも、セリアでは見つけにくい商品です。
ただし、車用の「シートベルトカバー」や、バッグの持ち手に使う「ハンドルカバー」などを巻き付けて代用する方法もあります。
ボタンや面ファスナーで留められるタイプなら、ヘッドバンドにも取り付けやすいでしょう。
気になる方は、カー用品コーナーやバッグ用品コーナーをチェックしてみてください。
10-4. 自分で靴下を使ってヘッドホンカバーを自作できますか?
靴下を使って、自分でヘッドホンカバーを作ることもできます。
作り方は比較的シンプルです。手持ちの靴下や100均で購入した靴下のつま先部分をハサミで切り、筒状にします。
そのままだと切り口から糸がほつれやすいため、内側に折り込んで縫ったり、ほつれ止め液を使ったりすると仕上がりがきれいです。
少し手間はかかりますが、自分のヘッドホンに合わせてサイズを調整しやすいのがうれしいポイントです。
好きな色や柄の靴下を選べば、ちょっとしたアレンジも楽しめます。
10-5. 不織布の使い捨てタイプはどんな用途に向いていますか?
不織布の使い捨てカバーは、普段の音楽鑑賞というよりも、「できるだけ清潔に使いたい」という場面に向いています。
たとえば、VRゴーグルやヘッドホンを友人と貸し借りするときや、イベントの試聴コーナーなど、複数の人が同じ機器を使う場面に便利です。
また、フィットネスやランニングなど、汗をかきやすいときに使う方法もあります。
「イヤーパッドに汗や皮脂をできるだけ付けたくない」「ほかの人が使ったあとにそのまま装着するのは少し気になる」という場合には、取り入れやすいアイテムです。
11. まとめ
この記事では、「セリアにヘッドホンカバーは売っているの?」という疑問から、代用品の探し方や専用品との違いまで詳しくご紹介してきました。
結論からいうと、セリアでは専用のヘッドホンカバーは見つけにくいものの、「キャスターカバー」や「イス脚カバー」などを工夫して代用することは可能です。
「なるべくお金をかけずに試したい」「イヤーパッドがボロボロになるのを少しでも防ぎたい」という方なら、まずは100均のアイテムから試してみるのもよいでしょう。気軽に取り入れやすいのは、100均ならではのうれしいポイントです。
ただし、代用品はヘッドホンによってサイズが合わなかったり、使っているうちに外れやすくなったりすることもあります。また、素材や取り付け方によっては、音が少しこもって感じられる場合もあるので注意が必要です。
大切なヘッドホンをできるだけ長く快適に使いたい方や、音質にもこだわりたい方は、少し価格は上がりますが、mimimamoなどの専用品を選ぶのもひとつの方法です。用途に合ったものを選べば、より安心して使いやすくなるでしょう。
まずは、お使いのヘッドホンのイヤーパッドの縦と横のサイズを測ってみてください。
「できるだけ安く済ませたいならセリアの代用品」「フィット感や使い心地を重視したいなら専用品」というように、自分に合った方法を選んでみてくださいね。
この記事が、大切なヘッドホンを気持ちよく長く使うための参考になればうれしいです。

