「手持ちのBluetoothイヤホンをPS4で使いたいのに、設定画面でエラーが出て繋がらない」
「深夜にゲームをしたいけれど、有線イヤホンのケーブルが邪魔で集中できない」
PS4ユーザーの多くが一度はこの悩みに直面します。スマートフォンのように簡単にペアリングできると思いきや、PS4の画面には「PS4が対応していないBluetoothオーディオ機器です」という無情なエラーメッセージが表示されてしまうのです。
実は、PS4は仕様上、一般的なBluetoothイヤホンとの「直結」を禁止しています。しかし、諦める必要はありません。適切な「抜け道」と「道具」を使えば、AirPodsやソニー製のワイヤレスイヤホンをPS4で快適に使うことは十分に可能です。
この記事では、SEOとガジェットのプロである筆者が、PS4にBluetoothイヤホンを接続するための「4つの正解ルート」を完全網羅して解説します。
目次
1. 【結論】PS4にBluetoothイヤホンは直接つながらない(解決策は4つ)
まず最初に、最も重要な結論をお伝えします。
PS4本体のBluetooth設定から、一般的なBluetoothイヤホンを直接ペアリングすることはできません。
「設定」メニューの中に「Bluetooth機器」という項目があるため、スマホと同じ感覚で接続できそうに見えますが、試してみると必ず以下のエラーが出ます。
「PS4が対応していないBluetoothオーディオ機器です」
これは故障ではなく、PS4の仕様です。しかし、以下の4つの方法を使えば接続が可能になります。自分の目的や予算に合わせて最適な方法を選んでください。
1-1. 【方法A】USB Bluetoothアダプターを使う(一番おすすめ)
PS4のUSBポートに「トランスミッター(送信機)」と呼ばれる小さなドングルを挿し、そこからイヤホンに電波を飛ばす方法です。
- メリット: 設定が簡単、音質が良い、遅延の少ないモデルを選べる。
- デメリット: アダプターの購入費用(2,000円〜5,000円程度)がかかる。
- 向いている人: 手軽に高音質で無線化したい人、AirPodsなどを使いたい人。
1-2. 【方法B】コントローラーのイヤホンジャックを使う
PS4コントローラー(DUALSHOCK 4)の下部にあるイヤホンジャックに、バッテリー内蔵の小型Bluetoothトランスミッターを挿す方法です。
- メリット: 手元で完結する、テレビとの距離に関係なく使える。
- デメリット: トランスミッターの充電が必要、コントローラーが少し重くなる、端子が邪魔になることがある。
- 向いている人: USBポートを埋めたくない人。
1-3. 【方法C】テレビ/モニターの光デジタル・AUX端子を使う
PS4から映像と音声が出力されている「テレビ」や「モニター」の音声出力端子にトランスミッターを接続します。
- メリット: PS4以外のゲーム機(Switchなど)やテレビ番組も同じイヤホンで聴ける。
- デメリット: テレビの裏側の配線が面倒、ボイスチャット(マイク)は基本的に使えない。
- 向いている人: ゲーム機だけでなくテレビの音も無線化したい人。
1-4. 【方法D】リモートプレイ機能を使う(無料の裏技)
スマホやPCに公式アプリ「PS Remote Play」を入れ、そこを経由してスマホ/PCに接続したBluetoothイヤホンで音を聞く方法です。
- メリット: 新しい機器を買わなくて済む(無料)。
- デメリット: Wi-Fi環境によっては遅延が激しい、ネットワーク設定が複雑。
- 向いている人: とにかくお金をかけずに試してみたい人。
2. なぜPS4はBluetoothイヤホンに非対応なのか?
方法の解説に入る前に、「なぜ直接つながらないのか?」という疑問を解消しておきましょう。ここを理解しておくと、アダプター選びで失敗しなくなります。
2-1. 「A2DP」プロファイルがブロックされている
Bluetoothには「プロファイル」という通信のルールがあります。音楽を聴くために使われるプロファイルは「A2DP(Advanced Audio Distribution Profile)」と呼ばれます。
PS4はハードウェアとしてはBluetooth機能を搭載していますが、システム側でこの「A2DP」での接続を意図的に制限しています。
2-2. コントローラーとの電波干渉を防ぐため
PS4のコントローラー(DUALSHOCK 4)もBluetoothで本体とつながっています。もし、高音質な音楽データを絶えずやり取りするBluetoothイヤホンを許可してしまうと、電波の帯域が混雑し、コントローラーの操作に遅延(ラグ)が発生したり、接続が切れたりするリスクがあります。
ソニーは「ゲーム操作の安定性」を最優先にしたため、あえて汎用のオーディオ接続を塞いでいると言われています。
2-3. 公式ライセンス品だけの特権
ソニー純正の「ワイヤレスサラウンドヘッドセット」などは、専用のUSBドングルを使用しています。これらは独自の通信方式(2.4GHz帯の独自プロトコルなど)を使っているため、Bluetoothの遅延や干渉問題を回避しています。「Bluetoothでつながらないなら純正品を買ってほしい」というメーカー側の意図も少なからずあるでしょう。
3. 【方法A】USB Bluetoothアダプターでの接続手順
ここからは具体的な接続手順を解説します。まずは最も成功率が高く、ユーザー満足度も高い「USBアダプター」を使う方法です。
3-1. 必要なもの
- USB Bluetoothトランスミッター(オーディオ用)
- Amazonなどで「PS4 Bluetooth アダプター」「PS4 トランスミッター」と検索すると出てきます。
- 注意点: キーボードやマウス用のBluetoothドングル(データ通信用)は使えません。必ず「オーディオ用」を選んでください。
- Creative社の「BT-W3」「BT-W4」や、Avantree社の製品が有名です。
- Bluetoothイヤホン / ヘッドホン
3-2. 接続のステップ
- PS4を起動する
まずは通常通りPS4の電源を入れ、ホーム画面を表示させます。 - アダプターをUSBポートに挿す
PS4本体前面にあるUSBポートにアダプターを差し込みます。アダプターのランプが点滅し始めます。 - アダプターをペアリングモードにする
多くの製品は、アダプター上のボタンを数秒間長押しすることで「ペアリングモード(高速点滅など)」になります。説明書を確認してください。 - イヤホンをペアリングモードにする
イヤホン側もペアリングモードにします(電源ボタン長押しや、ケースのボタン長押しなど)。 - 自動接続を待つ
アダプターとイヤホンを近づけると、自動的に接続されます。アダプターのランプが点灯状態に変われば成功です。 - PS4側の設定を確認する
これだけでは音が出ない場合があります。PS4の設定を変更します。
- [設定] > [周辺機器] > [オーディオ機器] を開く。
- 「出力機器」が「USB Headset」や「USB Audio Device」になっているか確認。
- 「ヘッドホンへの出力」を「すべての音声」に変更する(※ここが「チャット音声」になっていると、ゲームのBGMが聞こえません)。
3-3. この方法の注意点と落とし穴
多くのUSBアダプターは「音を聞くこと」には優れていますが、「マイク入力」には弱点があります。アダプター経由でマイクを使うと、音質が電話並みに劣化する(HFPプロファイルに切り替わる)仕様の製品が多いためです。
これを回避するため、多くの製品には「コントローラーに挿す小さなピンマイク」が付属しています。「聞くのはUSB経由、話すのはコントローラーのマイク経由」という分業スタイルが一般的であることを覚えておきましょう。
4. 【方法B】コントローラー接続タイプの手順
USBポートを使わず、コントローラーのイヤホンジャックを活用する方法です。
4-1. 必要なもの
- 3.5mmプラグ付きBluetoothトランスミッター
- 「3.5mm トランスミッター」「Bluetooth 送信機」で検索します。バッテリー内蔵型である必要があります。
- UGREENやAnker(Soundsyncなど)の製品が使えますが、形状によってはコントローラーに挿すと邪魔になるため、延長ケーブルが必要な場合もあります。
- Bluetoothイヤホン
4-2. 接続のステップ
- トランスミッターを充電しておく
このタイプはバッテリー駆動なので、事前に充電が必要です。 - コントローラーに接続する
DUALSHOCK 4の手前側にあるイヤホンジャックに、トランスミッターのプラグを差し込みます。 - ペアリングを行う
トランスミッターとイヤホンをそれぞれペアリングモードにして接続します。 - PS4側の設定
USBの時と少し異なります。
- [設定] > [周辺機器] > [オーディオ機器] を開く。
- 「出力機器」が「コントローラーに接続したヘッドホン」になっていることを確認。
- 「ヘッドホンへの出力」を「すべての音声」に変更。
4-3. 失敗しやすいポイント
この方法は「二重無線」になります。「PS4本体→(Bluetooth)→コントローラー→(有線)→トランスミッター→(Bluetooth)→イヤホン」という経路を辿るため、音質劣化やノイズ、遅延が発生しやすい傾向があります。また、トランスミッターがブラブラして操作の邪魔になることがあるため、固定方法を工夫する必要があります。
5. 【方法C】テレビ/モニター経由での接続手順
PS4本体ではなく、映像を表示しているテレビやモニターから音を拾う方法です。
5-1. 接続のステップ
- テレビの接続端子を確認
テレビの裏や側面に「光デジタル出力(角型)」または「イヤホンジャック(AUX)」があるか確認します。 - トランスミッターをテレビに接続
テレビの端子にBluetoothトランスミッターをケーブルで接続し、常時給電(USB電源など)の状態にします。 - ペアリング
イヤホンとトランスミッターをペアリングさせます。 - テレビ側の設定(必要な場合)
テレビの音声設定で、出力先を「外部スピーカー」や「光デジタル」に変更する必要がある場合があります。
5-2. この方法のメリット
PS4の設定を一切触る必要がありません。PS4だけでなく、SwitchやFire TV Stickなどで映画を見る時も、すべて同じイヤホンで聴くことができるのが最大の強みです。リビングのテレビでゲームをしている人には最適な方法です。
6. 【方法D】リモートプレイによる無料接続(裏技)
追加機器を買わずに、手持ちのスマホやPCを活用する方法です。
6-1. 仕組み
PS4の映像と音声をネットワーク経由でスマホ/PCに飛ばし、スマホ/PCに接続されたBluetoothイヤホンで音を聞きます。画面はテレビを見ながらプレイしても構いません。
6-2. 接続のステップ
- アプリをダウンロード
スマホなら「PS Remote Play」アプリ、PCなら公式サイトからPC版ソフトをインストールします。 - PS4の設定
[設定] > [リモートプレイ接続設定] > [リモートプレイを有効にする] にチェックを入れます。 - ペアリング
スマホ/PCの設定画面から、Bluetoothイヤホンを接続しておきます。 - リモートプレイ開始
アプリを立ち上げ、自分のPSNアカウントでログインし、PS4に接続します。 - 映像はテレビで見る
スマホの画面にもPS4の映像が出ますが、少し遅延があります。コントローラーはPS4本体に接続したまま(サブアカウントを使うなどの工夫が必要な場合あり)か、スマホにコントローラーを登録して操作します。
6-3. 大きなデメリット
Wi-Fi環境を経由するため、ほぼ確実に遅延(ラグ)が発生します。 RPGやシミュレーションゲームなら許容範囲かもしれませんが、FPSや音ゲーには全く向きません。「とりあえず音が出ればいい」という緊急回避的な方法と考えてください。
7. 「音ズレ(遅延)」を減らすための知識
Bluetooth接続で避けて通れないのが「遅延(レイテンシー)」です。ボタンを押してから発砲音が聞こえるまでのズレは、ゲームの勝敗に直結します。
7-1. コーデック(Codec)の種類を知ろう
遅延の大きさは、イヤホンとアダプターが対応している「コーデック(圧縮転送方式)」で決まります。
| コーデック名 | 遅延の目安 | 特徴 | ゲーム適性 |
|---|---|---|---|
| SBC | 約220ms | 標準規格。全ての機器が対応。 | × (ズレを明確に感じる) |
| AAC | 約120ms | iPhone等で主流。SBCより高音質。 | △ (まだズレを感じる) |
| aptX | 約70ms | Android等で主流。遅延は少なめ。 | ○ (RPGならOK) |
| aptX LL | 約40ms未満 | Low Latencyの略。ほぼ有線並み。 | ◎ (FPSでも快適) |
| aptX Adaptive | 環境による | 接続安定性と低遅延を両立。 | ◎ (最新の主流) |
7-2. 両方の機器が対応している必要がある
非常に重要な注意点ですが、アダプターとイヤホンの「両方」が同じコーデックに対応していないと、下位のコーデック(SBC)で接続されてしまいます。
例えば、アダプターが「aptX LL」対応でも、イヤホンがAirPods(AACのみ対応)の場合、接続は基本の「SBC」になり、大幅な遅延が発生します。
FPSやアクションゲームをするなら、「aptX LL」または「aptX Adaptive」に対応したトランスミッターとイヤホンをセットで用意するのが鉄則です。
8. ボイスチャット(マイク)はどうすればいい?
「ゲーム音を聞くだけ」なら簡単ですが、「友達と会話(ボイチャ)しながらプレイする」となると、Bluetoothのハードルは一気に上がります。
8-1. Bluetoothの帯域制限問題
Bluetoothは「高音質なステレオ音声(A2DP)」と「マイク音声(HFP)」を同時に送受信するだけの帯域幅を持っていません。無理やり両方を行おうとすると、強制的に「音質が電話のようにガサガサのモノラル音声」に切り替わってしまいます。これでは足音も方向もわかりません。
8-2. 解決策①:別付けマイクを使う(推奨)
これが最もスマートな解決策です。
- 音(出力): Bluetooth経由でイヤホンから聞く。
- 声(入力): コントローラーのジャックに挿した小型マイク、またはUSBマイクから入力する。
多くのPS4用Bluetoothアダプター(Creative BT-W3など)には、コントローラーに挿すための超小型アナログマイクが同梱されています。これを使えば、イヤホンからは高音質のゲーム音が聞こえ、こちらの声はコントローラーのマイクで拾う形になり、高音質とボイチャを両立できます。
8-3. 解決策②:FastStream対応機器を使う
「FastStream」という特殊なコーデックに対応したアダプターとヘッドセットを使えば、そこそこの音質を保ったままマイクも使えます。ただし、対応機器がAvantree社製品など一部に限られ、選択肢が少ないのが難点です。
9. 失敗しないアダプター・機器の選び方
これまでの情報を踏まえ、購入時のチェックリストをまとめました。
9-1. アダプター購入時のチェックリスト
- 「オーディオ用」と明記されているか?(データ用は不可)
- 対応コーデックは何か?(aptX LL / Adaptive対応が望ましい)
- 給電方法は?(USB給電なら充電不要で楽)
- マイク対策は?(コントローラー挿し込み用マイクが付属しているか確認)
- Type-CかType-Aか?(PS4はType-Aポートが主流。Type-Cのアダプターを買う場合は、Aへの変換プラグが付属しているか確認)
9-2. イヤホン側の注意点
- AirPodsを使う場合: 遅延対策ができません(AAC接続になるため)。「多少のズレは許容する」という割り切りが必要です。
- 音量調整機能: PS4側でBluetoothイヤホンの音量微調整ができない場合があります。イヤホン本体に物理的なボリュームボタンがあるモデルが便利です。
10. 接続後の設定確認とトラブルシューティング
「つないだはずなのに音が出ない」「音が小さい」といったトラブルの解決策です。
10-1. 設定の最終チェック
以下の設定が正しいか、もう一度確認してください。
- [設定] > [周辺機器] > [オーディオ機器]
- 入力機器:
- 付属のピンマイクを使う場合 → 「コントローラーに接続したヘッドセット」
- イヤホンのマイクを使う場合(音質低下覚悟) → 「USB Headset」など
- 出力機器: 「USB Headset」やトランスミッター名になっているか。
- 音量コントロール(ヘッドホン): 音量が「0」やグレーアウトしていないか。
- ヘッドホンへの出力: ここが最重要。「チャット音声」ではなく「すべての音声」になっているか。
10-2. よくあるトラブルと対処法
Q. 音が小さすぎる / 音量調節ができない
A. Bluetooth接続の場合、PS4本体の音量設定とイヤホン側の音量設定が連動しないことがあります。PS4側の音量を最大にし、最終的な調整はイヤホン側のボタンで行ってください。イヤホンに音量ボタンがない場合、適切な音量が得られないことがあります。
Q. ノイズが入る / 接続が途切れる
A. 2.4GHz帯のWi-Fiや電子レンジ、USB3.0の端子からのノイズ干渉が原因のことが多いです。
- USBハブを使わず、PS4本体のポートに直挿しする。
- 延長ケーブルを使って、アダプターを本体から少し離す(ノイズ源から遠ざける)。
- スマホのWi-Fiを5GHz帯に切り替える。
Q. マイクが反応しない
A. アダプターに付属しているピンマイクを使用している場合、奥までしっかり差し込まれているか確認してください。また、マイクのスイッチがONになっているか、PS4の「マイクレベルを調整する」画面で反応があるかチェックしてください。
11. Q&A(よくある質問)
読者が抱きがちな疑問を一問一答形式でまとめました。
11-1. 100均のBluetoothアダプターは使えますか?
基本的に使えません。ダイソーなどで売られている数百円のアダプターは、PCやスマホ向けのデータ通信用か、受信専用(レシーバー)であることがほとんどです。PS4で使うには「USBオーディオトランスミッター」という特定の機能が必要です。
11-2. AirPods Proは使えますか?
使えますが、USBアダプターが必須です。また、AirPodsは「AAC」というコーデックを使うため、コンマ数秒の遅延が発生します。映画鑑賞なら気になりませんが、FPSなどのゲームでは足音のズレが気になる可能性があります。
11-3. 逆のパターン(有線イヤホンを無線化)はできますか?
可能です。「Bluetoothレシーバー」という機器を使います。PS4にトランスミッターを付け、手元の有線イヤホンにレシーバーを付ける形になりますが、機器が2つ必要になるためコスパは悪いです。コントローラーのジャックに有線イヤホンを直挿しするのが一番早いです。
11-4. アダプターを使うとコントローラーの充電は減りますか?
USBアダプター(本体に挿すタイプ)ならコントローラーの充電は減りません。コントローラーのジャックに挿すタイプのトランスミッターを使う場合は、若干ですがコントローラーのバッテリー消費に影響する可能性があります。
11-5. キーボードやマウスもBluetoothでつなぎたいのですが?
キーボードやマウスに関しては、PS4のBluetooth設定から直接ペアリングできる製品が多いです。オーディオ機器だけがA2DPプロファイルの制限でブロックされています。
11-6. PS5でも同じアダプターは使えますか?
多くのPS4用USBアダプターはPS5でもそのまま使えます。ただし、形状的にUSBポートに入らない場合や、Type-C変換が必要な場合があります。
11-7. 音質は有線と比べてどうですか?
コーデックによります。「aptX HD」などに対応していればかなり高音質ですが、やはり有線接続(劣化なし)に比べると、圧縮転送するため理論上の音質はわずかに下がります。しかし、よほどのオーディオマニアでなければ気にならないレベルです。
11-8. 友達の声は聞こえるけど、ゲーム音が聞こえません
設定の「ヘッドホンへの出力」が「チャット音声」になっている可能性が高いです。「すべての音声」に切り替えてください。
11-9. 複数のイヤホンを同時に接続できますか?
多くのアダプターは2台までの同時接続に対応しています。カップルや家族で、2つのイヤホンで同じゲーム音を聞くことができます。アダプターの説明書で「マルチポイント接続」の方法を確認してください。
11-10. 「PS4が対応していません」というエラーは絶対に回避できない?
はい、PS4の標準ファームウェアである限り、本体機能での直接接続は不可能です。外部アダプターを使うのが唯一の回避策です。
12. まとめ
PS4でBluetoothイヤホンを使うための要点を振り返りましょう。
- 直接接続はできない: 「対応していません」のエラーが出るのは仕様です。故障ではありません。
- USBアダプターが最適解: 2,000円〜3,000円程度の「オーディオ用USBトランスミッター」を購入するのが最も安定し、設定も簡単です。
- 遅延対策なら「aptX LL」: FPSや音ゲーをするなら、アダプターとイヤホンの両方が低遅延コーデックに対応しているか確認してください。
- マイクは「別」にする: ボイスチャットをするなら、音はイヤホン、声はコントローラーに挿したマイク(またはUSBマイク)という構成がベストです。
「たかがイヤホンをつなぐだけ」と思いきや、PS4には意外な落とし穴があります。しかし、一度環境を整えてしまえば、ケーブルの煩わしさから解放され、飲み物を取りに行く時もトイレに行く時も、会話やBGMを途切れさせることなく移動できる快適さが手に入ります。
まずはAmazonなどで「PS4 Bluetooth アダプター aptX LL」と検索し、自分のプレイスタイル(特にマイクを使うかどうか)に合った製品を探すことから始めてみてください。あなたのゲームライフがより自由で快適なものになることを願っています。

