水泳は全身運動として非常に効果的ですが、単調な動作の繰り返しにより飽きを感じてしまうことがあります。ランニングのように音楽を聴きながら泳ぐことができれば、モチベーションを維持し、より楽しくトレーニングを続けられるでしょう。
しかし、プールという特殊な環境では、一般的なイヤホンは使用できません。「そもそもプールでイヤホンを使っていいのか」「水中で壊れないのか」「Bluetoothは繋がるのか」といった疑問を持つ方も多くいます。
この記事では、プールでの使用に関するルールやマナー、水中特有の技術的な制約、そして安心して使えるおすすめの完全防水イヤホンを詳しく解説します。安全かつ快適に水泳を楽しむための最適な一台を見つけてください。
1. プールでのイヤホン使用に関するルールと安全
プールでイヤホンを使用する際に最も重要なのは、製品の性能以前に「その施設で使用が許可されているか」を確認することです。すべてのプールで自由にイヤホンが使えるわけではありません。
1-1. 公営プールとフィットネスクラブの違い
一般的に、市民プールや公営プールでは、イヤホンの使用が禁止されているケースが多く見られます。これは、落下による紛失、他の利用者との接触事故、監視員のアナウンスが聞こえないことによる安全管理上のリスクを避けるためです。
一方で、民間のフィットネスクラブやスポーツジムに併設されたプールでは、ルールが比較的柔軟な場合があります。ただし、無条件で許可されることは少なく、使用可能なレーンが限定されていたり、使用できるイヤホンのタイプが指定されていたりすることがほとんどです。
1-2. 許可されやすい条件と禁止の理由
使用が許可される場合でも、条件が設けられることが一般的です。よくある条件として、「完全ワイヤレス型ではなく、左右が繋がっているネックバンド型であること(紛失防止)」「耳を塞がない骨伝導タイプであること(環境音が聞こえるようにするため)」「ガラス製品ではないこと(破損防止)」などが挙げられます。
特に完全ワイヤレスイヤホンは、水中で外れた際にプールの底に沈んでしまい、回収のために営業を一時停止しなければならないリスクがあるため、多くの施設で敬遠されます。
1-3. 必ず事前の確認と許可取りを行う
これから通うプール、あるいは現在通っているプールでイヤホンを使いたい場合は、必ず施設のスタッフや監視員に事前に確認してください。「他の人が使っているから大丈夫だろう」と判断せず、最新のルールを確認することが大切です。また、使用許可が出た場合でも、音量を上げすぎず、周囲の状況に常に気を配るマナーが求められます。
2. 水中での技術的制約と接続方式
プールでイヤホンを使う場合、陸上とは異なる物理的な制約があります。特に「Bluetooth接続」に関しては大きな誤解が生じやすいため、正しい仕組みを理解する必要があります。
2-1. 水中はBluetoothの電波が届かない
Bluetoothで使用される2.4GHz帯の電波は、水に吸収されやすく、水中ではほとんど伝わりません。そのため、スマートフォンをプールサイドに置いて、Bluetoothイヤホンを装着して泳ごうとしても、水に入った瞬間に接続が切れてしまいます。
スマートウォッチを腕につけてイヤホンと接続する場合でも、クロールのように腕が水上に出る瞬間は繋がる可能性がありますが、平泳ぎのように常に水中にある場合は接続が安定しません。頭部に装着したイヤホンと、水中のデバイス間での通信は実用的ではないと考えるのが無難です。
2-2. 解決策は「メモリ内蔵型」
水泳中に途切れずに音楽を楽しむための最も確実な方法は、「メモリ内蔵型(プレーヤー機能付き)」のイヤホンを選ぶことです。これはイヤホン本体にデータ保存用のストレージが内蔵されており、事前にパソコンなどから音楽ファイルを転送しておくタイプです。
この方式であれば、スマートフォンとの通信を必要としないため、水中でも問題なく音楽を再生し続けることができます。プール用のイヤホンを選ぶ際は、この「メモリ内蔵機能」があるかどうかが最大の選定ポイントになります。
2-3. Bluetooth併用モデルのメリット
最近のモデルには、メモリ内蔵機能とBluetooth機能の両方を搭載したハイブリッド型が増えています。このタイプであれば、プールでは内蔵メモリの音楽を聴き、ランニングや日常使いではスマートフォンの音楽をBluetoothで聴くといった使い分けが可能です。コストパフォーマンスを考えると、両方の機能を備えたモデルが汎用性が高くおすすめです。
3. 水泳用イヤホンの選び方
プールでの使用を前提とした場合、通常の防水イヤホンとは異なる基準で製品を選ぶ必要があります。
3-1. 防水等級は「IPX8」が必須
防水性能を表すIPコードにおいて、水泳に使用する場合は最高等級の「IPX8」が必要です。一つ下の「IPX7」は「一時的に水没しても内部に浸水しない」レベルであり、継続的に水圧がかかる水泳には適していません。「IPX8」は「継続的に水没しても内部に浸水しない」ことを示しており、メーカーによっては「水深2メートルで2時間」など具体的な耐久テストを行っています。必ずIPX8の製品を選びましょう。
また、海水プールや海で使用する場合は、「防錆(ぼうさび)性能」や「海水対応」が明記されているかも確認が必要です。塩分は腐食の原因となるため、真水対応のみのモデルを海で使うと故障の原因になります。
3-2. 装着タイプは「骨伝導」か「カナル型」か
装着タイプには大きく分けて2種類あります。
骨伝導タイプ
耳の穴を塞がずに、こめかみ付近の骨を振動させて音を伝える方式です。
メリットは、耳栓と併用できることや、周囲の音(監視員の指示や他の泳ぐ音)が聞こえるため安全性が高いことです。また、耳の中に水が入る不快感と戦う必要がありません。プールでの利用において現在主流となりつつあるタイプです。
カナル型(耳栓型)
耳の穴にイヤーピースを差し込む従来のタイプです。
メリットは、水没防止の耳栓代わりになる点と、没入感がある点です。ただし、水中専用のイヤーピースを使用しないと音がこもって聞こえないことがあります。また、サイズが合わないと水が侵入して外れやすくなるため、フィッティングが重要です。
3-3. 形状はネックバンド型が推奨
完全ワイヤレス型は紛失のリスクが高いため、左右のイヤホンがバンドで繋がっている「ネックバンド型」や、一体型になっているモデルが推奨されます。これにより、万が一泳いでいる最中に耳から外れても、首に引っかかるためプールの底に沈むのを防げます。ゴーグルのバンドに挟み込んで固定できる形状のものは、より安定感が増します。
4. おすすめ製品紹介(15選)
ここからは、プールで使用できるスペックを備えたおすすめのイヤホンを紹介します。まずは主な仕様の比較表をご覧ください。
4-1. 製品仕様比較表
| 製品名 | タイプ | 防水等級 | 内蔵プレイヤー | 容量 | 連続再生 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Shokz OpenSwim Pro | 骨伝導 | IP68 | あり(BT併用) | 32GB | 約9時間 | 最新モデル・Bluetooth対応 |
| Shokz OpenSwim | 骨伝導 | IP68 | あり | 4GB | 約8時間 | 水泳専用の定番機 |
| Sony NW-WS623 | カナル型 | IP65/68 | あり(BT併用) | 4GB | 約12時間 | 外音取り込み機能搭載 |
| Sony NW-WS413 | カナル型 | IP65/68 | あり | 4GB | 約12時間 | スタミナバッテリー・海水対応 |
| Creative Outlier Free Pro+ | 骨伝導 | IPX8 | あり(BT併用) | 8GB | 約10時間 | 位置調整可能な振動部 |
| JBL Endurance Dive | カナル型 | IPX7 | あり(BT併用) | 1GB | 約8時間 | パワーフックでしっかり固定 |
| Naenka Runner Diver 2 | 骨伝導 | IP68 | あり(BT併用) | 32GB | 約10時間 | 大容量メモリ搭載 |
| FINIS Duo | 骨伝導 | IPX8 | あり | 4GB | 約7時間 | ゴーグル装着専用設計 |
| H2O Audio Sonar | 骨伝導 | IPX8 | あり | 8GB | 約7時間 | ゴーグルにクリップ固定 |
| Tayogo WB02 | 骨伝導 | IPX8 | あり(BT併用) | 8GB | 約5時間 | FMラジオ機能搭載 |
| AGPTEK S12 | カナル型 | IPX8 | あり | 8GB | 約18時間 | ショートコード・クリップ式 |
| Pyle PSWP6BK | カナル型 | IPX8 | あり | 4GB | 約10時間 | 柔軟なネックバンド |
| Sanag B60 Pro | 骨伝導 | IP68 | あり(BT併用) | 64GB | 約10時間 | 超大容量メモリ |
| Sewobye Waterproof MP3 | カナル型 | IPX8 | あり | 8GB | 約10時間 | シンプルで軽量 |
| Longee S12 | カナル型 | IPX8 | あり | 8GB | 約16時間 | コスパ重視の選択肢 |
4-2. Shokz OpenSwim Pro
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品名 | OpenSwim Pro |
| メーカー | Shokz |
| 型番 | S710 |
| タイプ | 骨伝導 |
| 防水等級 | IP68 |
| 内蔵プレイヤー | あり(Bluetooth併用) |
| 容量 | 32GB |
| 対応ファイル | MP3, WMA, AAC他 |
| 連続再生 | 約9時間 |
| 充電方式 | 専用マグネット端子 |
| 重量 | 27.3g |
| 価格帯 | 高価格帯 |
| 公式HP | 情報未掲載 |
概要
骨伝導イヤホンのトップブランドShokzによる、水泳対応の最新フラッグシップモデルです。前作では非搭載だったBluetooth機能がついに搭載され、陸上ではスマートフォンと接続、水中では内蔵メモリ再生と、シームレスに切り替えが可能です。
プールでの強み
IP68の強力な防水性能に加え、独自の骨伝導技術により水中でもクリアな音質を実現しています。32GBの大容量メモリは約8000曲を保存可能です。
注意点
高機能な分、価格は高めに設定されています。また、水中モードへの切り替え操作を覚える必要があります。
こんな人におすすめ
プールだけでなくランニングなど陸上でも同じイヤホンを高音質で使いたい人におすすめです。
4-3. Shokz OpenSwim
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品名 | OpenSwim |
| メーカー | Shokz |
| 型番 | S700 |
| タイプ | 骨伝導 |
| 防水等級 | IP68 |
| 内蔵プレイヤー | あり(Bluetoothなし) |
| 容量 | 4GB |
| 対応ファイル | MP3, WMA, AAC他 |
| 連続再生 | 約8時間 |
| 充電方式 | 専用マグネット端子 |
| 重量 | 30g |
| 価格帯 | 中価格帯 |
| 公式HP | 情報未掲載 |
概要
Shokzの水泳専用モデルとして長く愛されている製品です。Bluetooth機能をあえて搭載せず、完全な音楽プレーヤーとして設計されています。
プールでの強み
スマートフォン不要で動作するため、通信トラブルの心配がありません。水泳用耳栓が付属しており、専用のイコライザー設定で水中でも最適な音響体験が可能です。
注意点
Bluetooth機能がないため、日常使いでスマートフォンの動画音声などを聞く用途には使えません。あくまでトレーニング専用機としての割り切りが必要です。
こんな人におすすめ
スマホを持たずにプールに行き、水泳だけに集中したいストイックなスイマーにおすすめです。
4-4. Sony NW-WS623
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品名 | ウォークマン Wシリーズ |
| メーカー | Sony |
| 型番 | NW-WS623 |
| タイプ | カナル型(ネックバンド) |
| 防水等級 | IP65/68 |
| 内蔵プレイヤー | あり(Bluetooth併用) |
| 容量 | 4GB |
| 対応ファイル | MP3, WMA, AAC他 |
| 連続再生 | 約12時間 |
| 充電方式 | 専用クレードル |
| 重量 | 約32g |
| 価格帯 | 中価格帯 |
| 公式HP | 情報未掲載 |
概要
ウォークマンの技術を凝縮したヘッドホン一体型モデルです。海水にも対応する耐久性と、周囲の音を取り込む「外音取り込み機能」を搭載しています。
プールでの強み
水泳用イヤーピースが付属しており、水の侵入を防ぎつつクリアな音を楽しめます。外音取り込み機能をオンにすれば、装着したまま会話や指示を聞くことも可能です。
注意点
水泳用イヤーピースを使用すると、構造上、音量が少し小さく感じられる場合があります。
こんな人におすすめ
音質にこだわりたい人や、海水浴やトライアスロンなど海での使用も想定している人におすすめです。
4-5. Sony NW-WS413
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品名 | ウォークマン Wシリーズ |
| メーカー | Sony |
| 型番 | NW-WS413 |
| タイプ | カナル型(ネックバンド) |
| 防水等級 | IP65/68 |
| 内蔵プレイヤー | あり(Bluetoothなし) |
| 容量 | 4GB |
| 対応ファイル | MP3, WMA, AAC他 |
| 連続再生 | 約12時間 |
| 充電方式 | 専用クレードル |
| 重量 | 約32g |
| 価格帯 | 中価格帯 |
| 公式HP | 情報未掲載 |
概要
NW-WS623からBluetooth機能を省き、内蔵メモリ再生に特化させたモデルです。その分価格が抑えられており、純粋なスポーツ用ウォークマンとして根強い人気があります。
プールでの強み
スタミナバッテリーにより長時間のトレーニングにも対応します。海水対応、防塵性能、耐寒熱性能を備えており、過酷な環境でも使用できます。
注意点
Bluetooth非対応のため、スマホとの連携はできません。楽曲の転送はPC経由で行う必要があります。
こんな人におすすめ
Bluetooth機能は不要で、信頼性の高いソニー製をなるべく安価に手に入れたい人におすすめです。
4-6. Creative Outlier Free Pro+
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品名 | Creative Outlier Free Pro+ |
| メーカー | Creative |
| 型番 | HS-OTLFR PP |
| タイプ | 骨伝導 |
| 防水等級 | IPX8 |
| 内蔵プレイヤー | あり(Bluetooth併用) |
| 容量 | 8GB |
| 対応ファイル | MP3, FLAC, WAV, APE |
| 連続再生 | 約10時間 |
| 充電方式 | マグネット式 |
| 重量 | 32g |
| 価格帯 | 中価格帯 |
| 公式HP | 情報未掲載 |
概要
PCオーディオメーカーCreativeの骨伝導モデルです。振動部分の位置を調整できる可動式トランスデューサーを採用しており、フィット感をカスタマイズできます。
プールでの強み
IPX8相当の防水性能を持ち、8GBのメモリを内蔵しています。オレンジ色の鮮やかなデザインはプールでの視認性が高く、紛失防止にも役立ちます。
注意点
充電端子の水分をしっかり拭き取らないと、充電エラーが起きる可能性があります。
こんな人におすすめ
個人の耳の形状に合わせてフィット感を微調整したい人におすすめです。
4-7. JBL Endurance Dive
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品名 | JBL Endurance Dive |
| メーカー | JBL |
| 型番 | ENDUR DIVE |
| タイプ | カナル型(イヤーフック) |
| 防水等級 | IPX7 |
| 内蔵プレイヤー | あり(Bluetooth併用) |
| 容量 | 1GB |
| 対応ファイル | MP3 |
| 連続再生 | 約8時間 |
| 充電方式 | Micro USB(カバー内) |
| 重量 | 31g |
| 価格帯 | 低価格帯 |
| 公式HP | 情報未掲載 |
概要
JBLのスポーツラインナップの一つで、独自の「パワーフック」技術により、装着すると自動で電源が入る仕組みです。
プールでの強み
耳掛け部分がしっかりしており、激しい動きでも外れにくい設計です。JBLらしいパワフルなサウンドが特徴です。
注意点
防水等級がIPX7(一時的な水没対応)のため、長時間の潜水には向きません。また、内蔵メモリが1GBと少なめです。プールサイドでの使用や軽い遊泳向けと考えるのが無難です。
こんな人におすすめ
短時間の水泳や、主にプールサイドや雨天のランニングで使用する人におすすめです。
4-8. Naenka Runner Diver 2
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品名 | Runner Diver 2 |
| メーカー | Naenka |
| 型番 | Runner Diver 2 |
| タイプ | 骨伝導 |
| 防水等級 | IP68 |
| 内蔵プレイヤー | あり(Bluetooth併用) |
| 容量 | 32GB |
| 対応ファイル | MP3, FLAC他 |
| 連続再生 | 約10時間 |
| 充電方式 | マグネット式 |
| 重量 | 32g |
| 価格帯 | 中価格帯 |
| 公式HP | 情報未掲載 |
概要
骨伝導イヤホン市場で急速に評価を高めているNaenkaの水泳対応モデルです。32GBの大容量メモリを搭載し、音質強化技術も採用されています。
プールでの強み
水泳モード専用の音質設定があり、水中での聞こえやすさに配慮されています。シリコン素材で肌触りが良く、長時間の装着でも痛くなりにくい設計です。
注意点
操作ボタンの感触に慣れが必要な場合があります。
こんな人におすすめ
コスパ良く大容量メモリと最新の骨伝導技術を試したい人におすすめです。
4-9. FINIS Duo
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品名 | Duo |
| メーカー | FINIS |
| 型番 | 1.30.058 |
| タイプ | 骨伝導(ゴーグル装着型) |
| 防水等級 | IPX8 |
| 内蔵プレイヤー | あり(Bluetoothなし) |
| 容量 | 4GB |
| 対応ファイル | MP3, WMA |
| 連続再生 | 約7時間 |
| 充電方式 | USBドック |
| 重量 | 情報未掲載 |
| 価格帯 | 中価格帯 |
| 公式HP | 情報未掲載 |
概要
水泳用品専門メーカーFINISが開発した、水中専用の骨伝導プレーヤーです。耳にかけるのではなく、ゴーグルのバンドにクリップで挟んで固定します。
プールでの強み
頬骨に直接パッドを当てることで、水中でも驚くほどクリアに音が伝わります。バンド一体型のため、水流で外れる心配がほとんどありません。
注意点
ゴーグルがないと装着できません。また、Bluetooth機能はなく、陸上での使用には不向きです。
こんな人におすすめ
完全に水泳専用として割り切り、ゴーグルをつけて本格的に泳ぎ込む人におすすめです。
4-10. H2O Audio Sonar
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品名 | Sonar |
| メーカー | H2O Audio |
| 型番 | SONAR |
| タイプ | 骨伝導(ゴーグル装着型) |
| 防水等級 | IPX8 |
| 内蔵プレイヤー | あり(Bluetooth併用) |
| 容量 | 8GB |
| 対応ファイル | MP3, M4A |
| 連続再生 | 約7時間 |
| 充電方式 | 専用ケーブル |
| 重量 | 情報未掲載 |
| 価格帯 | 中価格帯 |
| 公式HP | 情報未掲載 |
概要
水中オーディオの老舗H2O Audioによる、ゴーグル装着型の骨伝導モデルです。操作ボタンが大きく、泳ぎながらでも操作しやすい設計です。
プールでの強み
ゴーグルに固定するため安定性が高く、水の抵抗を受けにくい流線型のデザインです。AppleのiTunes形式(.m4a)に対応しているのも特徴です。
注意点
ゴーグルへの装着が必要なため、ゴーグルを使わないウォーキングなどには向きません。
こんな人におすすめ
iTunesで音楽管理をしており、ゴーグル装着で安定した音楽再生を求める人におすすめです。
4-11. Tayogo WB02
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品名 | WB02 |
| メーカー | Tayogo |
| 型番 | WB02 |
| タイプ | 骨伝導 |
| 防水等級 | IPX8 |
| 内蔵プレイヤー | あり(Bluetooth併用) |
| 容量 | 8GB |
| 対応ファイル | MP3, WMA |
| 連続再生 | 約5時間 |
| 充電方式 | 専用USB |
| 重量 | 情報未掲載 |
| 価格帯 | 低価格帯 |
| 公式HP | 情報未掲載 |
概要
手頃な価格で入手できる骨伝導ヘッドセットです。ユニークな機能としてFMラジオモードを搭載していますが、水中では電波が入らないため主に陸上用機能となります。
プールでの強み
安価ながらIPX8の防水性能を備えており、初めてプール用イヤホンを試す際の入門機として適しています。
注意点
バッテリー持続時間が約5時間と、他機種に比べてやや短めです。また、独自充電端子の管理に注意が必要です。
こんな人におすすめ
予算を抑えて、骨伝導と内蔵メモリ機能を試してみたい人におすすめです。
4-12. AGPTEK S12
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品名 | S12 |
| メーカー | AGPTEK |
| 型番 | S12 |
| タイプ | カナル型(ショートコード) |
| 防水等級 | IPX8 |
| 内蔵プレイヤー | あり(Bluetoothなし) |
| 容量 | 8GB |
| 対応ファイル | MP3, WMA, WAV |
| 連続再生 | 約18時間 |
| 充電方式 | USBジャック |
| 重量 | 約23g |
| 価格帯 | 低価格帯 |
| 公式HP | 情報未掲載 |
概要
小型のクリップ式MP3プレーヤーと、防水仕様のショートコードイヤホンがセットになったモデルです。プレーヤー本体をゴーグルのバンドや水着に挟んで使用します。
プールでの強み
コードが短いため、泳いでいる最中に腕に絡まるリスクが低いです。物理的なイヤホンジャック接続なので、イヤホン部分が断線しても市販の防水イヤホンと交換可能です。
注意点
完全ワイヤレスやネックバンド型とは異なり、コードの取り回しに配慮が必要です。
こんな人におすすめ
シンプルなMP3プレーヤー型を好み、自分でイヤホンをカスタマイズしたい人におすすめです。
4-13. Pyle PSWP6BK
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品名 | Flextreme |
| メーカー | Pyle |
| 型番 | PSWP6BK |
| タイプ | カナル型(ネックバンド) |
| 防水等級 | IPX8 |
| 内蔵プレイヤー | あり(Bluetoothなし) |
| 容量 | 4GB |
| 対応ファイル | MP3, WMA |
| 連続再生 | 約10時間 |
| 充電方式 | USBクリップ |
| 重量 | 情報未掲載 |
| 価格帯 | 低価格帯 |
| 公式HP | 情報未掲載 |
概要
アメリカのオーディオブランドPyleの防水MP3プレーヤーです。柔軟な素材で作られており、頭のサイズに合わせてフィットします。
プールでの強み
水泳用、陸上用それぞれのイヤーピースが付属しており、用途に合わせて交換可能です。シンプルな操作系で迷わず使えます。
注意点
ディスプレイがないため、曲の選択などの操作は手探りになります。
こんな人におすすめ
複雑な機能は不要で、シンプルに音楽を再生できれば良いという人におすすめです。
4-14. Sanag B60 Pro
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品名 | B60 Pro |
| メーカー | Sanag |
| 型番 | B60 Pro |
| タイプ | 骨伝導 |
| 防水等級 | IP68 |
| 内蔵プレイヤー | あり(Bluetooth併用) |
| 容量 | 64GB |
| 対応ファイル | MP3, FLAC他 |
| 連続再生 | 約10時間 |
| 充電方式 | マグネット式 |
| 重量 | 情報未掲載 |
| 価格帯 | 低価格帯 |
| 公式HP | 情報未掲載 |
概要
64GBという非常に大きな内蔵メモリを持つ骨伝導モデルです。大量の音楽ファイルやオーディオブックを持ち運びたい場合に適しています。
プールでの強み
IP68の防水防塵性能を持ち、水泳からトレイルランニングまで幅広く対応します。振動部分が肌に密着しやすい形状になっています。
注意点
有名メーカーに比べると日本国内でのサポート体制などの情報が少ないため、購入時は保証内容を確認してください。
こんな人におすすめ
とにかく多くの曲を本体に入れておきたい、容量重視の人におすすめです。
4-15. Sewobye Waterproof MP3
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品名 | Waterproof MP3 Player |
| メーカー | Sewobye |
| 型番 | 情報未掲載 |
| タイプ | カナル型(ショートコード) |
| 防水等級 | IPX8 |
| 内蔵プレイヤー | あり(Bluetoothなし) |
| 容量 | 8GB |
| 対応ファイル | MP3, WMA, FLAC |
| 連続再生 | 約10時間 |
| 充電方式 | USB |
| 重量 | 情報未掲載 |
| 価格帯 | 低価格帯 |
| 公式HP | 情報未掲載 |
概要
コンパクトなプレーヤー本体と、360度回転するクリップが特徴のモデルです。シャッフル再生機能などを備えています。
プールでの強み
小型軽量で水着やゴーグルに取り付けても邪魔になりません。延長コードが付属しており、腰に付けたり頭に付けたりと位置を自由に選べます。
注意点
有線接続のため、ジャック部分への水の侵入には特に気をつける必要があります(使用後の乾燥など)。
こんな人におすすめ
軽量性を重視し、体のどこにでも装着できる自由度を求める人におすすめです。
5. 故障を防ぐためのお手入れ方法
プールの水には殺菌用の「塩素」が含まれており、海には「塩分」が含まれています。これらは電子機器の金属端子を腐食させ、故障の大きな原因となります。「防水だから」と安心せず、使用後は必ず以下のケアを行ってください。
- 真水で洗う
使用後はすぐに水道水(常温の真水)でイヤホン全体を優しく洗い流します。特に充電端子部分は念入りに洗ってください。洗剤や石鹸はパッキンを劣化させるため使用しないでください。 - 水気を拭き取る
柔らかい布で水分を拭き取ります。イヤーピースや隙間に入った水は、優しく振って排出してください。 - 完全に乾燥させる
風通しの良い日陰で完全に乾燥させてから充電を行ってください。水分が残った状態で通電すると、ショートして一発で故障する原因になります。
6. よくある質問
Q. 防水スマホケースにスマホを入れて水中でBluetoothイヤホンは使えますか?
A. 基本的には難しいです。水は電波を遮断するため、たとえスマホとイヤホンの距離が数センチであっても、間に水が入ると接続は切れます。スマホを頭部に固定するなどすれば繋がる可能性はありますが、泳ぎにくく実用的ではありません。メモリ内蔵型をおすすめします。
Q. 水泳用イヤホンは音質が悪いですか?
A. 陸上用の高級イヤホンと比較すると、防水構造や水中での音の伝わり方の違いから、音質は劣る傾向にあります。特に水中では低音が聞こえにくくなります。ただし、ShokzやSonyなどの上位モデルは水中専用のイコライザーを搭載しており、泳ぎながら聴く分には十分な音質を確保しています。
Q. 耳栓と骨伝導イヤホンは併用できますか?
A. はい、併用できます。むしろ併用が推奨されます。骨伝導イヤホンは耳を塞がないため、別途耳栓をすることで耳への浸水を防ぎつつ、骨を通じてクリアな音楽を楽しむことができます。耳栓をすることで周囲の雑音が減り、骨伝導の音がよりハッキリ聞こえる効果もあります。
7. まとめ
プールでの水泳中に音楽を楽しむことは、トレーニングの質を高める素晴らしい方法です。しかし、実現するためには以下の3つのポイントを押さえる必要があります。
- 施設ルールの確認: そもそも使用可能か、条件は何かを確認する。
- メモリ内蔵型の選択: 水中ではBluetoothが使えないため、プレーヤー機能付きを選ぶ。
- IPX8防水の確保: 継続的な水没に耐える高い防水性能の製品を選ぶ。
今回紹介した15製品は、それぞれのニーズに合わせた特徴を持っています。本格的に泳ぐなら「Shokz OpenSwim」や「Sony NW-WSシリーズ」、ゴーグル派なら「FINIS Duo」など、ご自身のスタイルに合った一台を選んで、快適なスイミングライフを楽しんでください。

