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アルバムについて
イタリアはパルマ出身のメロディックデスメタル/メタルコアバンドのアルバムです。
トラックリスト※赤字はお気に入りトラック
- ①The Last Truth
- ②Something Remains
- ③Cage Of Hypocrisy
- ④From The Ashes
- ⑤In Vain
- ⑥Mercyful Vengeance
- ⑦Human Revulsion
- ⑧Out Of Control
- ⑨Symmetry Of Scorn
- ⑩Changes
お気に入りの曲
- ②Something Remains
- ③Cage Of Hypocrisy
- ⑥Mercyful Vengeance
好きなところ
・結構テンションが高く、まるで感情がぶちぎれた怒りを表すようなサウンドが聴けるところですね。
好きではないところ
・女性ボーカルは個人的に蛇足だったと思います。(あくまで個人的感想です)
説明
これがなかなか格好良いハイブリッドメタルコアサウンドの曲で占められたアルバムです。
時にブルータルに、時にエレクトロに、時にメロディアスに、と様々な要素が入り混じっています。
サイバーな印象を受けるハイブリッドサウンドがメインの曲が多く、エネルギッシュにぶち切れるサウンドも飛び出してめちゃくちゃ格好良かったりします。(ぶち切れていると強く感じるのは#6「Mercyful Vengeance」のことです)
音が引き締まったような、硬いサウンドが個人的にはツボです。
その音でスタスタと突っ走る様が結構格好いいんですよね。
纏まっている印象がかなりあって、とてもスタイリッシュな印象を受けます。
曲構成にこなれた感じがして、アルバム構成もなかなかクールに感じますね。
軽快に疾走するアップテンポの(ハイテンポの)曲が多くてそこにメロデス風味のメロディアスなギターが、聴いていて実に格好いいです。
メロデス作品としては実に完成度の高く、かつアルバムプロダクションもなかなか質の高いものになっているのが良い感じです。
ですが、個人的には女性ボーカルは好きになれないんですよね・・・。
格好良さが殺がれている気がしてならない気がするんです。
アクセント的に使うのはありだと思ってるんだけど、あまりに前に出すぎた使い方はちょっと引いてしまうというか。
(たとえば#9「Symmetry Of Scorn」のコーラスパートとか凄い違和感があります)
でも完成度は実に高いし、ハイブリッドメタルとして実に満足いくアルバムなので悪くはないです。
なかなか良くできているアルバムなので一度手にとってはいかかでしょうか?
映像
The Last Truth
評価
評価:★★★★★★★☆☆☆ (7.0)
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